出荷 マロン治療 勉強会 

 今日は、浪次郎の出荷日だ。ファックスの調子が悪く、しばらく農協からの連絡が無く、ちょっと自信がなかったが、とりあえず早起きして出荷準備。運古のヨロイを剥がしたあとを目立たないようブラッシングしたが、ちょっと無理のようだった。運搬ストレスに耐えられるよう、糖蜜希釈液を6リットルも飲ませた。飲んだあと、柵木をチュウチュウしゃぶって、もっと欲しいとアピールしていた。
 
 浪次郎には新しいモクシを着け、家畜運搬車を待っていたのだが、先に獣医さんが来てくれたので、馬房までの登り200mダッシュをして、ヘロヘロになった。抗生物質入り生理食塩水での洗浄や注射も、大人しく受けていた。水を運んだのだが、20リットルのバケツ2杯半の水を飲み干した。
 
 そこへ運搬車が来たので、さらに走って牛舎に行く。浪次郎は、トラックのスロープまでは、何の抵抗もなく着いてきてくれた。クミカン予定価格より、高く売れるよう祈るが、市場の最後の方なので、あまり期待しないでくれと言われ、ガックリ。
 
 部屋が開いたので、過密状態だった部屋からの引っ越し作業をした。移動は、糖蜜希釈液入りの哺乳瓶を使ったので、何の問題もなく完了!
 
 大急ぎで着替え、牛糞臭いのを隠すために、10年以上前にクアラルンプールで買った香水をかけて、勉強会に出席。クミカン入力が終わり、新しいステップに入るのだが、他の人たちはさらに先のステップについて講義を受けていて・・・。
 犬達は、その間車の荷台でお留守番だ。カイトが、他の犬が遊びに来て、誘惑に負けて降りたのと、昼飯の時にちょっとだけ降ろして遊ばせた以外は、我慢強く待っていた。
 俺は、11時から4時までいろいろ教えてもらい、ボロ雑巾のように疲れて家に帰り、そのまま暗くなるまで起きなかった。今日は畑作部会の総会で、ご馳走が食べられる予定だったらしいが、時既に遅し。牛舎をやるので精一杯だった。