幸三郎超早期母子分離 クボタを泥沼から救出 せたなの老人はすごい

 重症の「掃除が出来ない病気」の俺のために、ヘルパーさんを頼んでいる(実費)。あまりにも汚いので、ちょっと片付けしていたのだが、今日は日曜日だった。
 ロフトにたたんでおいてあった洗濯物の上に、ネコ糞がしてあった。我が家の老猫イイコは、妻の帽子や俺の靴下、足ふきマットなどが好きなようだ。
 一晩電源を切っていたせいか、モデムの調子がちょっとだけ復活しており、BBフォンは出来ないが、ネット接続が出来るようになっていた。昨日のことを忘れないうちに、ちょっとだけ書き込む。
 
 幸三郎がおっぱいに吸い付こうとすると、サチコが蹴るので、超早期母子分離を昨夜のうちにしてしまった。監視カメラで見ていたら、温室に入らず母牛の運古の側にうずくまり、帰りを待っていた。
 今朝は、一番にミルクを2リットルやったが、元気に飲み干した。綺麗な牛衣を着せているので、寒くはなかったようだ。昨日震えていた蜜四郎とノゾミだが、下着を着せたおかげで今日は元気だった。
 
 昼飯に帰って天気予報を見たら、明日は大雪だという。泥沼に埋まったユンボやクボタM8030やユンボを救出するなら、今日しかない!
 その割りにはゆっくり休憩を取り、ダラダラ作業に向かった。問題は、どちらを救出するかだ。ユンボが救出できれば、クボタの周りを掘ることにより、やがてクボタも救出できるだろう。
 だが、ユンボのキャタピラは、厚さ15cmの氷に固められ、ビクとも動かない。延長コードを伸ばし、溶接機の出力を最小に抑えて、低電圧大電流の電気を流してみた。凍った水道管を溶かすのと同じ原理だ。距離を短く取れば氷が緩むのを感じられるが、始めた時間が遅かった。対角線上に電気を流したまま放置。
 トラクターの周りをスコップで掘ったり、フォードで引っぱったりしたが、氷でハンドルも動かない状態になっていた。試しにクボタM7950DXで谷側から進入し、埋まったクボタM8030の下の土を掘り出してみた。あたりは真っ暗になり、3台のトラクターのライトで現場を照らし出し、慎重に作業を進める。
 氷の下にあるぬかるんだ土をスコップで掘り、大ハンマーで氷を割る。
 ようやく脱出に成功したとき、時計は7時半を回っていた。ユンボのキャタピラは、もう少し気温が上がったときに再挑戦だ。
 
 昨日の記事を読んで期待した方はごめんなさい。あの話しは、急激には進展しません。
 最近感じる実感だ。俺の師匠は、75歳くらいだ。無理をして働きすぎ、足や腰が痛いようだが、治し治ししながら、まだ現役バリバリに働いている。医療問題についても、議員から聞かされが話しが嘘だと言うことを、数分の説明ですぐに理解出来るほど頭脳明晰だ。
「瀬棚だけ建物償還入れたら、大変なこったべや!」
新築した医療機関は、赤字だから閉めろと言うことになってしまう。
 
 先日別な方(かなりの高齢者・現役)と話しをした。俺が医療問題をやっていることを知らない人だ。
「テレビで言ってたけんど、村上先生が救世主として夕張に入ったそうじゃねーか!何で、あんな良い先生を追い出したんだ?議員連中は何をやっている。みんな町長に尻尾ふって!そういう議員や町長を選ぶ町民にも責任がある。」
と言われた。みんな考えているんだと驚いた。
 
 行政が何をやってもバッシングするのは良いことではないが、変なことをしているようなら、それに対してきちんとした判断が出来、健全な批判力があることは、とても大切な能力だ。
 俺の知っている人には、高齢でも元気に働き、しっかりした考えを持った人が沢山いる。そんな人たちが、行政丸投げではなく、『変なことは変だ。』と言えることに、この町の将来に明るいものを感じることが出来た。