青色申告勉強会 畑作部会 サチコ出産

yonemiki2007-01-26


 夕張に行かれた村上医師の記事である。
 財政破綻したけど村上医師が来たことで希望を持てた夕張市民と、財政非常事態宣言で何にも出来ないけど、北桧山国保にだけは毎年一億数千万円補填しますというせたな町の町民と、どちらが幸せそうだろう?
 金がないから何も出来ないではなく、金がないから工夫しよう!と言える町づくりをお願いしたい。(そういう方向にリーダーシップを発揮するなら、協力出来るのだが)
 
 馬たちの草架のルールが無くなったので、馬たちは北山の牧草や笹を食べにいっていたようだ。トラクターでロールを入れてやり、口笛を吹くと、みんな気がついてたちまち集まってきた。馬は、可愛いよ〜!
 
 青色申告勉強会に行くため、朝牛舎を急ぎ、サチコとアキコの観察をして、予兆が無いことを確認。敷きワラをいっぱい敷いて会場に行く。
 妻の入力したパターンが読めたので、全部再入力はなくなった。それを生かしながら途中確認しながら編集する方法を学ぶ。ちょっと光明が見えたような気がしたが、そんなに甘く考えない方がいいそうだ。クミカン伝票の欠落した部分があり、確認作業が出来ないので、再発行して貰う。

 畑作部会の集まりの時間に間に合うよう、夜牛舎を必死に頑張った。アキコとサチコはいつ生まれても良いように、敷きワラをたっぷり敷いてやる。寿司屋での集まりのため、便乗して連れて行って貰った。
 話題に出るのは、畑作は金にならないと言うことだ。一番反収が高いのがアスパラガスだが、除草にものすごい労力が必要で、労働者一人の我が牧場では、手を出すべき作物ではない。トウキビも、価格の半分は運賃なので、ちょっと相場が下がると手元には何も残らない。相場の高いときに、すごく美味しいトウキビを作ったことがあるが、連日熊がやって来て、2トンほど食べられたこともある。

「やっぱり、黒毛(和牛)が一番ですよ!」
なんて話をしていたら、
「ここは畑作部会だぞ!」
と師匠に怒られてしまった(笑)。
 腹一杯食べることが出来、ビールは控えめにして良い気分で送ってもらった。

 ご機嫌でパソコンを開き、掲示板や日記を見て、監視カメラに画面を切り替えたら・・・!
 サチコの足下に、子牛がうずくまっていた。大きな雄子牛なので、「幸三郎」と命名。サチコは我が家で2番目に巨牛なので、こんな大きな子牛を簡単に生むことが出来たのだ。
 大急ぎで行ったら、すぐに立ち上がった。人工初乳を作り、カテーテルで飲ませた。サチコが体を舐めている間に、産室を綺麗にして、分厚く敷きわらを敷き、本格的に子牛を乾かす。200Wの投光機をつけた部屋の中で、毛布を被せた状態でドライヤーで温風を送り、暖めながらタオルでこする。すごく気持ちが良いと思ったようで、ウットリとしていた。新生児用の牛衣を着せたら、パツパツだった。でかいのだ。十分に暖めて乾かした後、家に帰ったら2時半だった。