スズコ出荷 マサコ種付け 蜜四郎回復を祈る 娘の発熱 さらに席替

 早起きして、スズコを研く。1ヶ月前に、胃腸機能不全になり、すっかりやせこけてしまったが、あまり安かったら持ち帰って母牛候補にできる牛だ。蹄が伸びていたので、爪切りをした。
 
 昨日、大量の粘液を出していたマサコを捕まえに行く。サトコも発情していたが、出産後間もないので、マサコだけ種付けだ。追っているうちに、乗られて(マウンティング)ジッとしていた(スタンディング)ので、ちょうど種付け適期だ。
 獣医さんに診てもらったが、マサコはとても良い発情をしていた。「安茂勝」を着ける。以前、6割くらいは留まっていると言われたモモエだが、卵胞があるという。アヤはたぶん妊娠しているが、再確認したほうが良いと言われた。
 蜜四郎だが、手の施しようが無いという。熱もなく、抗生物質も注射した。後は、自力で回復するのを祈るしか方法がない(経済動物だし)。今朝は、1.5リットルしか飲めなかった。
 
 娘の咳がひどいので、今朝は保育所を休ませた。笑顔がない。午前中いっぱい妻に添い寝してもらい、午後から診療所に連れて行くことになった。38度以上の熱があるのだが、うちの体温計では上手く測れない。
 
 スズコのいなくなった大子牛の部屋に、ニンジンとナスビを引っ越しさせた。モクシを着けて、哺乳瓶で誘導しながら、引き牛調教も兼ねる。空いた部屋の糞出しをして、EMボカシ散布用を撒いて、となりの綾三郎と雪三郎を引っ越しさせた。空いたその部屋には、黒豚ローズを入れ、敷きワラを耕して剥がしやすくしてもらう。蜜四郎に、もう一枚服を着せ、同室の元気すぎるノゾミを、カナエとタマエがいた部屋に移動させる。
 EMボカシを仕込んでいたら、ノゾミが人恋しくて脱走してきた。しばらく放って置いたら、カイトに追いかけられて外の畑にはまってしまった。救出してやると、俺の腰に、鼻を付けて離れない。そのまま部屋に連れて行く。
 
 今日は、頭の調子が悪く(頭悪いのではない!!!)、昼を食べたらそのまま寝てしまった。午後から診療所に向かった娘だが、昼寝をしたおかげでかなり元気を取り戻し、熱はあるが、笑顔が取り戻せるくらいになっていた。
 
 掲示板が、沢山の医師の投稿でレベルが上がり、すごいことになっている。町長や助役は一々俺の掲示板なんて見ていないと、先日関係者に言われた(どうでもいいが)。
 しかし、自主財源ではなく、半分以上を国からの交付税(他の地域の人の税金)に頼って財政を組んでいる我がせたな町は、全国の人からの意見を、謙虚に聞く耳を持たないと、やがて見捨てられる日が来ると思う
 その責任を、町長や担当職員は取れるのか?夕張市長は、月給25万円にまで下げて立て直そうと頑張っているときに、年収1千万の給与を、ちょっとだけ下げただけで、お茶を濁している。間違いなく破綻するような計画を立て、伊関先生のような専門家からも指摘を受けているのに、それを無視して
全国は関係ない!せたなは自主自立の道を行く。」
と言うのは格好いいが、そんな台詞は財政的にも自立するメドが立ってからにして欲しい。破綻したときに生じる、数十億(数百億?)の負債を、町長が責任取れるのか?結局我々町民が負うことをを忘れないで欲しい。
 町長は、7月に17年度決算が出るまで、「こんなに財政難であることを知らなかった。」と言って自分の責任では無いように言っていたが、合併時のシミュレーションでははっきり出ていたのだから、それは単に勉強不足だ。
 そろそろ、意地を張らないで、間違いを認め、健全な方向へ舵取りして欲しい。
 
 蜜四郎が、またミルクを飲めない。腹は減っているようなのだが、どうしても飲み込めないようだ。心配で、作業終了後20分くらい体をさすってやり、内蔵の動きを活発にしてやる。ちょっと元気になり、俺の腹を突く。でも飲めない。祈る思いで体を刺すってやった。元気になれ!