生活リズムの変更 モモカ出産  ミルクの買い忘れ

 生活リズムを、6時間ずらす計画を立てていたのだが、一度にやるのは難しい。朝起きて、娘の仕度をしてもらい、俺が今金の保育所に行く。
町長は、0歳児保育の公約を守るどころか、僻地保育所を統廃合(閉鎖)する方向で話を進めている。町長・助役の給料を5%や15%カットなんてケチ臭いこと言っていないで(元が高いのだから)半額にして、あまり仕事をしていない区長職を合併協定に従って一般職兼任にすれば、簡単に実現できることなのに、やる気ないよな〜。
 財政難の負担を、まず町民に負わせる町長なんて、珍しい。
 夕張市長は月給25万円だそうだ。 http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000000612130009 
 家に帰ったら、休憩してからでないと、仕事にならない。「元気な一次産業」を実現させるためには、安心できる医療や、保育、保健は欠かせないと思うが、俺がいっていることは間違っているだろうか?
 
 監視カメラが、遠隔操作でパン(首振り)できなくなっていた。なんか生まれそうな感じなのだが、肝心なところが見えない。行ってみたら、生まれそうに見えたシゲヨでなくて、となりにいたモモカが産気づいた。糞出しなどをやりながらお産を待ったが、もう少し時間がかかりそうなので、一旦昼飯に帰る。
 電気屋さんに、カメラのことを聞いたら、一旦再起動することを勧められた。カメラで見ているときはまだ足も出ていなかったのに、牛舎についたら既に生まれていた。大きな雌だった。モモカを放して体を舐めさせる。とても元気で、すぐに立ち上がり乳首を探していた。急いで人工初乳を作って哺乳瓶で飲ませたら、一気に飲み干し、そのまま親の初乳も元気に飲んでいた。産室に移動させる。
 チョッキを着せて、ドライヤーで完全に乾かす。その間は、大人しく立っている。頭いいかも?名前は「ゆめか」にした。儚い夢に終わりそうな感じもするが、夢を見なければ、厳しい現実だけでは辛すぎる。
 政治家は、住民に明るい夢を語り、実現していくものだ。公約では素晴らしい夢を語った高橋町長だが、どれだけの夢を叶えてくれただろうか?
「こんなに財政難だとは知りませんでした。皆さん我慢して、耐えてください。」
と言われて、みんなは黙って耐えるつもりだろうか?俺はいろいろ言っているが、それが民主主義だ。選んだ代表が、間違った舵取りをしている時は、正さなければ!
 
 晩飯前に、夜牛舎を終わらせようと頑張っていたのだが、ミルクをやろうとして愕然とした。無い!手にしっかり「ミルク」と描いてあったのだが(昨日から)、出産や糞出し、電気屋さんを待っているうちに、忘れてしまったのだ。今夜必要なミルクは、12リットル。牛の師匠に電話し、いつものように1袋貸してもらった。