生活リズム改造計画 電気牧柵検査 和牛改良組合反省会

師匠の足

 昨夜は、寝ようと思ったところで娘が泣き出し、抱っこして寝かしつけ、ベッドに潜ったのは2時だった。生活もリズムが完璧に狂っているので、晩飯前に夜牛舎が終わるように頑張ってみようと決意した!!!
 
 蜜四郎は、相変わらず朝は2リットル飲める。熱も平熱だそうだ。注射は今日までで様子を見ることになった。朝と夜で違いを考えたところ、夜は背中に新しいカイロを貼り付けていることくらいしか思いつかない。この部屋は,200Wの投光機で暖めてあるし、敷きワラも毎日交換し、分厚く敷いている。妻が娘の咳を気にするように、俺は子牛の体調が悪いと、ものすごくダメージを食らう。
 
 今日は体調も良く、糞出しも早々と行えた。電気牧柵が効いているか、少し歩いてチェックしてみる。ヌタヌタのドロが凍らない上に、新雪が積もっており、歩きにくいことこの上ない。水場周辺までしっかりと電気が来ていることを確認。
 
 遅い昼飯に帰ったら、朝から薬を飲んでいないことに気がつく。一時的に体が軽かったのはそのせいか?薬を飲んで、早々と夜牛舎を始める。みんな面食らっており、俺の顔を見てから慌ててえさを食い始める始末だ。
 蜜四郎は、相変わらずミルクを飲めず、黄色い便に鮮血が混じっていた。
 
 遅刻して反省会に行ったら、既に焼き肉が始まっていた。箸で切れるサーロインや各部位のミックスパックが、惜しげもなく次々と焼かれていった。和牛肉は、腹八分目で押さえておくのが、美味しく食べる秘訣だ。500gくらい食べた後は、刺身などをつまんで、話を楽しんだ。離乳の話、5年後に迫った土地購入の話・・・。
 一番盛り上がったのは、娘が俺をよじ登るときに、俺の股間の出っ張りに足をかけていた話だ。
牛の師匠の奥さん「あんた、そんなにピンピンしているんかい?」
俺        「そんなにしっかりしているわけではないんですがね。」
人生の師匠   「俺のなんか、どこにあるのかわからんぞ。」
牛の師匠の奥さん「おじさん、そんなに毛がボウボウなの?」
一同大笑い!
 牛の師匠の奥さんも、5本指ソックスを履いていた。俺のと違って、お洒落な爪が描いてあった。霜焼けになったそうだ。俺は、20年前にオフロードブーツを常用していたため、水虫になったためだ。近年、飲み薬で完全撲滅し、サラサラの足になったのだが・・・。
 久しぶりに、楽しい会だった。