今日も元気に(?)肉体労働! ミカン調教失敗? ストーブが消える恐

 今日もニコニコ肉体労働!
 昨日から、産室監視カメラが機能停止していたのだが、原因はニンジンとナスビが脱走して、垂れ下がったケーブルを引きちぎった為だった。いくらしたと思っているんだ!電源アダプターから1cmの所で切れており、同軸ケーブルが漏電しないようにつなぎ直すのに苦労した。
 
 蜜四郎の体温は下がっており、朝は元気にミルクを2リットル飲めた。フロロコールが効いたようだ。哺乳瓶に慣れない2頭同時に飲ませるために、一本は股間にはさむ。子牛は股間が好きなのだ。ちょっと油断すると、微妙な突起を目がけて、強烈な一撃を食らうことがある。股間にはさむと、けっこう安定して飲めるのだ。
 溜まりに溜まった、親牛を繋ぐスタンチョン後ろの牛糞を、全部剥がして一輪車で堆肥舎に運ぶ。過積載で、時々タイヤが雪に埋まり、前転しそうになる。
 
 午後からユンボで牛舎に行き、姫達に植え付けし得もらった畑に直接トラクターが入れるように、ブロックを除けたり、木を引っこ抜いて他に移植したりした。ついでなので、堆肥の切り返しをし、周辺の土を均し、ミカンの引き牛調教をやった。
 ユンボバケットに、モクシをロープで縛り付け、引いて足が前に出たら緩める。引いては緩めるを繰り返した。人力でやるものだが、400kgほどに成長した牛が、本気で暴れたら押さえが効かない。ミカンはそういう牛だ。なかなか覚えないのも、彼女の特徴だ。引っぱられて(プレッシャー)、足を前に出したら緩める(リリース)。馬なら、人との関係を覚えさせると、すぐにできるようになる調教だが、牛はどうにも理解が遅いのがいて困る。1時間ほどやって、ちょっと理解したようなので、牛舎に手で引っぱって帰ろうとしたら、大暴れされて転んでしまった。頭にきて、もう一度ユンボにつなぎ直す。
 
 一旦家に帰り、1日娘の相手をして(娘は、妻が相手だと、抱っこを求め続ける)疲労困憊した妻に、飯を作るのと、娘を預かるのとどっちが良いか聴いたら、両方やって欲しいと言われたので、飯を頼んで娘を遊ばせるためにベッドに行く。俺は、休憩をしながら、時々声をかけてやるだけで、娘はご機嫌で遊んでいる。こういうことって、どこの家庭でもあるようだが、父親の特権みたいなものなのだろうか?
 
 北海道の冬に、ストーブの火が消えることは、とんでもないことである。ストーブの異音に気がついたゴロウが知らせてくれ、見てみると火が消えそうになっている。灯油タンクを見に行くと、空っぽだ。夜だというのに、灯油を入れに来てもらった。
 
 ミカンの調教の続きをやる。1時間かけてやったが、あまり効果が無い。明日もやるしかない。蜜四郎は、また1リットルしか飲めなくなっていた。どうしちゃったんだ?