蜜四郎回復 好調に付き頑張りすぎた糞出し 和牛前売り券

yonemiki2006-12-02

昨夜薬を調べていたら、日曜日に薬が切れることが判明。ジーンズの上からツナギを着て、昨夜のうちに洗っておいた外出用の靴を車に積んで、牛舎に向かう。
 今朝、蜜四郎は飲む気満々で俺を待っており、代用乳通常量の2リットルを、時間かけながら一生懸命飲み干した!元気も出て、俺のまわりを飛び回っていた。
 
 他の子牛の世話や、初産牛の追い出しをしているうちに、時間になってしまい、慌てて診療所に行く。駐車場で着替えて、受付をする。吐き気や下痢をする風邪が流行っているらしく、子どもでいっぱいだった。
 
 昨日、掲示板で
人気のある医師に患者が殺到すれば、その医師が過労に潰され、後には何も残らない。」
という投稿があった。しかし、人気のある総合医の医師が3人もいる状態を1人にして、
「それで良いんだ」
と強便する町長がその状態を作ったのだ。(強弁です)俺はその状態を良しと思わないから医療問題で活動している。瀬棚診療所の経営は、とても良かったことが、伊関先生の分析からも、はっきり証明されている。
 人気のない医師のところへ、好んで大事な我が子を連れて行く親がいるわけない。それはそのまま、若者や、俺らくらいの年代まで、動きの取れる人は、遠くてもそれなりに自分が信用する医療機関に行くのが普通だと思う。数千万円の給与を支払うのに、どんな医師でも良いと思う人は少ないと思う。医師不足で、こんな僻地に来る医師が少ないと判っていても、それは同じではないだろうか?だからこそ、若くて人気もやる気も有った医師を、ゴミのように切り捨て、石を投げ続けた町長や議員は態度を改めてもらい、それを全国に発進しないと、結局縁故採用などに頼らなくてはならなくなってしまうのだ。
 
 実は、昨日から鬱の調子が良くなっていて、けっこう意欲的に作業ができた。娘のために、ベビーベッドを分解してプレイサークルを作った。足りない部品は、その辺のもので代用した。床が寒いので、銀マットを敷き、まくられないように妻がテープで留めていた。
「何分もつと思ってる?」
と小馬鹿にした俺にかまわず、熱心に留めていたが、娘は入れて10分で嬉しそうに全部剥がしてしまった!親の気持ち子不知というヤツだ。
 緊急避難で、2日間俺と会わなかったことが、娘をとても傷つけているようで、ちょっと不安そうな顔をする。数日前の輝く笑顔がなかなか出てこない。しばらくサークル内に入り、スキンシップをする。俺の髪の毛を触るのが好きで、顔を髪で撫でられると、すごく嬉しそうな顔をする。
 
 その後、俺は糞出しに勤しんだ。激しい肉体労働で、腰が痛くなった。綾三郎も雪三郎も、俺が作業しているのが面白いらしく、邪魔でしょうがない。となりにいる黒豚ローズも、俺のことが気になるようで、時々挨拶代わりに、立ち上がってブイブイ言っていた。そこへゴロウが突然入ってきたので、みんなビックリし、ローズなどは俺に
「ビックリした!ブイブイブイ!」
と、まるで話しかけているようだった。
 
 和牛改良組合で、瀬棚産の黒毛和牛を1頭つぶし、ありがとうフェアーといって、安く売り出すことになった。俺は知り合いも少ないし、出歩けないので販売は無理と、組合長にお断りしてあったのだが、俺の知らない間に、妻が3万円分の券を引き受けてしまい、困っている。
 いろいろな部位が楽しめるミックスパック 500g 2,000円
 ロースステーキ             200g 2,000円
だ。引き替え日は12月8日だが、誰か買いませんか?
 黒毛和牛の肉は、世界で唯一、煮たときに脂肪酸からフルーティーな香りがする素晴らしい肉で、すき焼きなどでその真価が現れやすい。サシが入って、脂がきついと思うだろうが、そんなことはない。ちょっと薄味のすき焼きにすると、とても爽やかな後味で、いくらでも食べられるから不思議だ!
 
 蜜四郎は、代用乳2リットルの他に、フードボトルから人工乳(配合飼料)も食べていた。