医療対策審議会「たたき台」に対する「対案02」 地区懇談会

 医療対策審議会のたたき台(資料室にあります)に対する「対案02」が出来た。資料室にアップしてあるので、ご自由に御覧いただき、忌憚のない意見をお寄せください。プリントアウトして、配布されてもかまいません。たたき台に対応する形で書かれているので、比較しやすいと思います。
 
 瀬棚地区懇談会があり、財政が逼迫しているから
「町民の皆さんも我慢してくれ!」
という内容だった。質問の受付があったので、一番に手を挙げ、
自主財源(税収など)より、公務員給与の方が高い。同規模の自治体の3倍の職員がいる。一般職と兼職にするはずだった区長職を特別職にして、年間2千万円も無駄遣いしているが、町民に負担を押しつける前に、やることがあるのではないか?
 ちなみに、医療の充実している岩手県藤沢町では、農業政策の失敗(?)で多額の負債を負ったが、3役は自らの年収を300万円台に抑えて、町民への負担を軽くする努力をしている。
財政難の見通しが、7月の決算がでるまで判らなかったと、8月に町長に会ったときに言われたが、そんな見通しも立てずに予算組をして、財政難だから町民が我慢してくれと言うのは、お門違いではないか?
国民健康保険税、たとえば年収200万円の家庭でも、北桧山では326000円、瀬棚では362500円、大成区では429500円と不平等な負担になっている。同じ町に住んでいながら、同じ所得で10万円も違う税負担はおかしい。
④そんな財政難でありながら、北桧山国保に3000万円のエレベーターをつける話は、ホイホイ決まってしまいそうだが、どこからその金が出てくるのか?
 
といったような質問をした。これって、本当は議員の仕事のような気がするが・・・。
 
回答は
①町長は15%区長は5%給与カットしたそうだ。(たったそれだけ?)
 それでも区長の給与はの年収は950万円もあるのか?年中無休の俺の年間売上(経費を引くと、手元には何も残らない)より高いが、役場の地下室で昼寝している人が、そんな給与をもらい続け、真っ先に町営住宅の家賃を値上げするなんて、間違っている!
②これに関しては、答えが錯綜していた。
 わからなかったと言えば、町長は下からあがってきた予算書に、メクラ版を押していたことになり、判っていてやったのなら、その責任はもっと重いだろう。
 12億円ほどかかった北桧山小学校新築だが、予算不足なら飾りをつけずに四角い建物にすればもっと安くつくはずだった。→既に決定しており、着工済みだった。
 瀬棚診療所は、5億円で建っている事を考えると、いかにゴージャスな作りかわかる。
 町長が、言った言わないの発言をしていたが、公人なのだから、自分の発言にはもっと責任を持つべきだ。
国保税は、これまで高かった大成と、安かった北桧山の差が大きく、北桧山が急激にあがるのを避けるためだそうだ。
 一人あたりの医療費を見た場合、北桧山が一番高かったのだが、一般会計から補填されており、安く抑えられていた。合併して同じ町になり、北桧山に医療機関を集約しようとしているのに、一番その恩恵を受ける北桧山だけすごく安く抑えるのは理不尽だ。町長の支持基盤という理由なのだろうか?
④主幹病院として整備する必要があると、話があがっているから。
 まだ、医療対策審議会では討議中であり、それを待たずに建設する方向に進むのはおかしい。
 
 ちょっと言い過ぎたかな?でもおかしいものは、おかしい!
 
 その後、瀬棚区の議員の足並みがそろっておらず、
「誰がうそつきだとか、そうでないとか、チラシが出回って見苦しい。」
という意見がでた。
 要するに、瀬棚診療所の村上医師が辞めるとき、笠原議員がせたなの医療を考える会の会場で
「村上医師の意見書の原文がここにあります。読み上げます。」
と言って読み始めた文章が、本物であるか、掲示板から読み取ったものであるかと言う騒動で、
「あれは、自分が調べたメモの原文だ。」
と言う笠原氏の主張が正しいと判断されたことに対する、小平議員の反論文書である。
 自分のメモを、原文とは言わないし、意見書を見たことのある町長派の人のは、俺の知り合いの中にも何人もいる。
「んな物、町長派の議員なら誰でも持ってるぞ。」
と、その人は笑って言っておられた。
 笠原議員関連リンク

 大成区では、議員と医療対策審議委員が打ち合わせをして、大成国保を守ろうとしているとき、瀬棚診療所を守ろうとした議員は何人いるだろうか?彼らは何のために選ばれたのだろうか?
 瀬棚区の審議委員さんも議員さんも、もっとまとまって瀬棚区自体も守って欲しいものだ!