アドバイス続々 馬房の開放・ポパイの風邪 初雪

 
 深夜から、風と冷たい雨が強くなり、風邪ッぴきのポパイが心配になるが、マイスリーのおかげでたちまち眠る。
 寝るのが遅くなったせいで、起きるのも当然遅い。アルファ30cは、効いているような気がする。気持ちが前向きになったし、仕事時間も長くなった。
 
 夜更かしの理由は、有志で考えブログにアップした、「せたな町の医療」の対案に対し、複数の専門家(道内の医師)からご意見が寄せられ、興奮しているためだ。一部を紹介する。( )内は俺の意見。
 
・各診療所の医師数1名体制は論外。北桧山3、瀬棚2、大成2が良しとされていた。
・整形外科の専門医は、この地で呼び寄せるのは大変難しいので、派遣などを考えるしか無かろうということだった。
(外科系の総合医に来ていただくのが一番と言うことで、よろしくお願いします。ナンノコッチャ???)
老健施設や特別養護老人ホームは、採算性を考えると、ある程度の規模がなければ無理とのことだった。
 (これには、老健施設が病院と福祉施設や家庭との、中間施設と考えた場合、本当にせたなにそれほどの大規模施設が必要なのかという疑問を感じた。社会的入院患者を受け入れるための、老人施設が必要なのではないかな〜?)
・北桧山の病床数99床は、多すぎるというのが、一致した意見だった。
・しかし、北桧山の余った病床を、特別養護老人ホームにするのは、国の政策から考えると無理で、
 「地域介護・福祉空間整備等交付金制度」を利用して、ケアハウス・グループホームなどにする方が良いそうだ。
 ただし、かなり綿密な計画書の提出が必要らしい。
・民間のロイヤルとどこまで提携し、やっていくか?
・大成高校を改築して、診療所と老人施設にするのは、大変面白い発想だと誉められた!
社会福祉士精神保健福祉士について‥‥町で雇用すべきとのこと。この春から地域包括ケアセンターが
 制度化されて、そこには社会福祉士が必置となっているそうだ。
 (基本的には人口2〜3万に一人ということで、小規模町村のセンターでは必置ではないらしいが、需要はある)
 
 こんな意見もあった。
「大事なのは北桧山の病院内にこうした改革をやって今後支えていこうとする医師をなんとか確保して、一緒にやっていくことが今一番大切な事じゃないか?」
 
「いっそのことロイヤルを中核病院として、その分国保病院、診療所の医師がロイヤルを応援するというほうがすっきりするような気もしますが。
あと公設民営をすすめることができるかどうかにも興味があります。まずは吉岡先生にがんばってもらって瀬棚を公設民営化して、吉岡先生の好きなように地域医療を展開してもらうというのも確かによい案だと思います。吉岡先生が働いていて充実感がもてるようなシステムにしていかないと吉岡先生自体いなくなってしまうかもしれません。」
 
 寒いので、妊娠牛、その他の牛に牧草を足してやり、堆肥舎に逃げ込めるような場所作りをした(積み上げただけ)。かなり乾いており、これを広げれば、コンクリートの上に寝るより暖かいと思う。
 脱走していた仔馬たちが、サイレージのラップフィルムを相当数破ってくれた!こういうときは、やっている最中でないと怒っても全然理解しないので、ただ一言
バカヤロ〜!」
と空に向かって怒鳴った。
 すごい遅い昼飯を食べた。外は大雪だ!暗くなった馬房に行き、壊れた部分を応急処置した。馬たちが、一斉に集まる。解放してやると、嬉しそう西木原を食べていた。ポパイの咳が気になる。馬着を着せて、明日獣医さんを呼ぼう。
 そのまま、滑りながら牛舎に行き、子牛の寒さ対策も取った。島次郎が熱を出していた。牛衣を着せ、カイロを貼ってやる。ミカンが発情しているので、明日種付けをお願いするときに、ついでに診てもらおうか?
 
 娘は夜更かしで、12時まで頑張っていた。今日は、保育所に行かなかったので、刺激が無くて退屈だったようだ。犬達を追いかけ回していた。
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