レイとトマトの引っ越し 調子の悪い理由 買い物 歩行器前進!

買い物かご

 今朝は、妻が通院の日だったので、ついでに娘を保育所に送ってもらう。俺は相変わらず調子が悪い。ろくなものを食べていないせいもあるのだろうが、起き上がれないほど辛い。
 
 昼頃ようやく起き出して、牛舎作業をした。レイとトマトにモクシを着け、哺乳瓶を使って誘いながら、大子牛の部屋に連れて行った。トマトの耳票が片方取れていたのだが、最近届いたので、哺乳瓶で誘いながら、既に空いている穴にバッチリはめることが出来た。
 
 糞出しを頑張ったが、腹が減って帰る。カップ麺とパンを食べる。再び寝る。
 
 先日の医療対策委員会で、大成の審議委員の足並みがそろっていた理由がわかった。町議員や審議委員が、事前に打ち合わせをして、大成区民の不安要素を何とか伝えようと頑張ったのだそうだ。すごいことだと思う。
 瀬棚の委員さんは、欠席したり、ひたすら黙って座っている人がほとんどだったが、ただ1人関田委員が、
瀬棚区にも山間部や海岸部があり、診療所が無くなったり、縮小されることに不安を感じている。」
心療内科(心の病を診る先生)に、巡回診療してもらうわけにはいかないのか?」
と、頑張っておられた。
 村上医師の心療内科を心の支えにしていた人が多く、八雲の精神科の先生は今、患者さんでごった返しており、受診はとても困難になりつつある。
 瀬棚の審議委員や町議員も、思いはあるのだと思う。ぜひ、もっと団結して区民が不利益を被らないよう、審議会の場で、しっかりと訴えていただきたい。
 
 俺は、掲示板のおかげで、医師からメールをもらうことがあるのだが、医師1人体制であれだけの患者数をこなすだけで、十分大変である。具合の悪い人を元気にさせ、時には命を預かることもある。その上、当直もやらされると、医師の勤務時間は連続30時間以上になってしまうこともあり、数年で燃え尽きてしまうそうだ。そして、そのあとは二度と医師が来なくなるという。
 
 医師は、正義感・使命感が強い人が多く、とてもプライドの高い人たちなのだ。
 人によって好き嫌いはあるが、瀬棚診療所には相変わらず子どもが多く、区外から来ている人も沢山いる。
 町長も、そろそろ気がついているのではないだろうか。医師は有限な資源で、使い捨てにしたら、補充はとても困難であることを・・・。せたなは、ものすごく大切なものをいらないといって、放りだしてしまったのではないか、と・・・。
 
 こんなことを考えているから、ますます調子が悪くなるのだ!何とか起き上がって娘を向かえに行く。腹が減っては、体調も良くならないと思い、買い物をした。いつもは、娘をかごに入れて、カートに乗せるのだが、今回は子乗せ用イス付きショッピングカートを使ってみた。何と、上手に座っている。いろいろな食材を興味津々で眺めていた。将来、食いしん坊間違いなし?
 
 早めに牛舎作業を始めたのだが、けっこう時間がかかって、10時半ごろ帰ってきた。娘は、なぜかご機嫌でベビーベッドで遊んでいる。元気が良すぎて、寝る気配が無い。
 歩行器に乗せてみた。いつもは、黙って座っていたり、バックするだけなのに、今日はゴロウやカイトに触りたくて、生まれて初めて前進したのだ!そして、ゴロウの尻尾を轢いてしまった。
 ストーブの前で、お気に入りのタオルを咥えて安心していたのに、いきなり驚かされたゴロウは、立ち上がり、娘を舐めてくれた。娘もゴロウも、誉められてご機嫌である。カイトも、逃げたい気持ちを我慢して触らせてくれた。娘は、優しくそ〜っと撫でるように触り、しばらく犬達を追いかけ回していた。犬達も、よく我慢してつき合ってくれ、育ての親としては誇らしかった。