まだ決定ではないが 干しラップサイレージ・ロールをしまう 

 明日、10月7日土曜夜10時から、NHK教育で「ETV特集」があり、再びせたな町のことも取り上げられます!皆さん、友達に宣伝して、録画して観ましょう!先日来町された、伊関先生の活躍ぶりも出てくると思います。
 
 今朝の道新に、村上医師が夕張総合病院再建に、前向きという記事が載っていた。町長が一言
「夕張なんか行かないで、診療所に戻ってこい!公設民営化していいから。」
と言えば、すぐにでも戻ってきてくれると思うのだが・・・。
 少なくとも、吉岡医師と村上医師2人体制で、レントゲン技師、薬剤師その他多数のコメディカルスタッフがいて、きめ細やかな医療サービスをしていた平成16年度の一般会計からの持ち出しが、700万円ちょっとの優良診療所だったという公立病院経営専門家の分析結果がある。
 公設民営化すれば、建物償還(70%は交付税が出る)だけ町が持てば、独立採算で自分の子どもを連れて行ってもいいと思えるような、良い医療機関を維持できるのに!
 辞職されるときに、たった1日で4800人ほどの署名を集めるような人気の先生を、みすみす手放すなんて、勿体ない話だ。
 
 議会では、「療養病床の削減・廃止を中止する議案が通った」そうだが、北桧山国保の入院患者は、「医療区分1」(治療の必要性があまりない)の患者がほとんどで(25人中23人)、診療報酬改定によりそれだけで年間約3千万円の減収になることを、判った上での決定だろうか?もし、道南ロイヤルが「老健施設」に乗り出したら、その23人は、介護保健適用の「老健施設」に移行してしまい・・・。
 北桧山区民は、自分の子どもを連れて行けない病院(医療対策審議会資料より)に、本当にそれだけの税金をかけてまで、守りたいのだろうか?
 
 昨日の掲示板に、北海道の地域医療をしている方から投稿があったので、一部抜粋
「確かに瀬棚診療所の受診者の年齢層は特徴的ですね.人口3000弱の町でこれほど多くの小児科受診数にはならないはずなので、かなりの数のお子さんが周辺の町村から流れて来ているということでしょう。それだけ信頼されていた診療所と言えると思います.世の親御さんたちはシビアです.自分達の大切なお子さんを信頼できない医療機関には連れて行きませんもの.北檜山の受診数は確かに多いですが、やはり3割も減少しているというのは問題でしょう.人口が急に3割も減ったのならわかりますが、数年での人口減少はそんなにあるはずはないと思います.これは瀬棚とは逆で、患者が逃げているということに他ならないと思います.ある意味町民からはあまり信頼されていないと思われてもいたしかたがないかもしれません。こういう分析もおもしろいですね。」
 
 断線だらけの電気牧柵ケーブルのつなぎ目を、針金で通電したら、目の玉が飛び出るほどよく効くようになった。長い間つなぎっぱなしだったモモカを、妊娠牛の群に放してやる。
 台風が接近しており、草地に起きっぱなしだった牧草ロールや、外に広げて干してあったラップサイレージを仕舞った。暗闇の中、トラクターのライトで耳票を確認し、臨月のマサコ(我が家で生まれた最初の子牛。それは人懐っこいのだが、モクシを付けていないので、追いムチで追った)を牛舎近くの放牧地に移したのだが、逃げまくられてそれは苦労した!やっぱり歳か?