最悪の知らせ 伊関先生からの追加分析 ミルクが無い!

 10月7日土曜夜10時から、NHK教育「ETV特集」があり、再びせたな町のことも取り上げられます!皆さん、友達に宣伝して、録画して観ましょう!伊関先生の活躍ぶりも出てくると思います。
 
 今度は、友人から最悪のメールが来た。掲示板などを運営していると、いろいろな情報が人より早く提供されることがあるのだが、たいていは自分の無力さを思い知らされることが多い。もちろん、前向きに受け取ることが出来るのだが、今日一日は使い物にならないだろう!
 
 昨日の嬉しい知らせとは、伊関先生から、「瀬棚診療所経営の追加分析結果」が届いたことだ。秘密にしたのは、細部の確認を取るためだった。
 日本一の公立病院経営の専門家の分析によると、瀬棚診療所の経営はとても優秀だと言う結果が出た。これまでに言われてきた赤字垂れ流しという情報は誤りである。
(伊関先生と、村上医師は、直接の面識は無いそうです)
 医療機関としても、外来の80%以上が60歳以上の老人だった他の医療機関と比較して、60歳以上は45%で多くの子どもや若者に利用されてた、重要な地域医療機関としての役割を果たしており、一人あたりの診療報酬も、北桧山の半分以下だった。
 なぜ、瀬棚診療所やそこで頑張った村上医師は、あんなに悪者にされたのだろう?本当に、町民の健康を考えていたのはどっちだろう?
 皆さん、どちらを信用されますか?

同じ資料が、助役のところにも郵送されることなっている。
 
今後どのようにしたらいいかというアドバイスまで付けていただいた。
 ★このまま町に任せていては、財政難などで機能を元に戻すことが不可能だ。
 ☆建物償還は町の責任(70%は国の交付金・残りは基金)で返済する。(診療所を閉めても払うものだから)
 ★僻地医療の交付金だけをそのまま渡し、独立採算による公設民営にするのが一番良かろうということだった。(町からの持ち出しが無くなる)
 ☆公設民営にすれば、医師達の責任で運営されるので、経費とサービスのバランスが取れた、良い医療機関でなければ生き残れない
 期待できませんか?
 
 「資料」を「せたな町の僻地医療を考えるサイト」資料室から、誰でもダウンロード出来るようになりました。
 先生には、後でホタテを送ってお礼しておきます。○○さん!おまけして!
 
 朝牛舎の後、古くなったワイヤーを、針金に取り替えた。本当は、新しいステンレスワイヤー入りの牧柵ケーブルに変えればいいのだが、値段が高いのだ!
 作業をしていると、モモコなどの人懐っこい牛達が集まってきて、邪魔でしょうがない。嬉しいんだけど・・・。
 
 午後遅い食事をした後、娘と寝っ転がって昼寝だ。本当に体が動かなくなるのだ。寝ていても、体が休まる気がしない。唸りながら何度も寝返りを打つので、娘が驚いていた。
 
 必死の思いで牛舎に行き、親牛達を繋いで牧草をやる。外の牧草より、サイレージの方が好きなのだ。妊娠するまで(初任の牛は出産から次の妊娠まで)ちょっと、好待遇だ。
 乾草に寝ころんでいたら、ゴロウ達が顔を舐めに来て、そのまま添い寝した。気合いを入れて、子牛のミルクをやろうとして愕然とした!ミルクがない!諦めてトボトボ帰り、飯を食って牛乳を4㍑温め、牛舎に出直す。2頭の子牛は、あっという間に飲み干した。
 今日は、興奮して、活性酸素が沢山出た日だった。疲れた!