嬉しい知らせ 刈り取り終了 小脱走中脱走

 10月7日土曜夜10時から、NHK教育「ETV特集」があり、再びせたな町のことも取り上げられます!皆さん、友達に宣伝して、録画して観ましょう!伊関先生の活躍ぶりも出てくると思います。

 朝から、嬉しいメールが来たのだが、残念ながら許可が出るまで、「秘密!」
 
 朝牛舎後、3番草の刈り取りを終了させる。来年は、北山西斜面の絶壁は、収穫しないで馬の放牧地にしよう、などと考えながら作業した。問題は、北山頂上に作業に行く道の確保だが、ゲート式にして、作業が終わるまでは放牧をこれまでの場所に限定すればいい!と単純なことに気がつき、ちょっと気楽になる。(2重ゲートにして、トラクターが通る度に開け閉めしていては、作業にならないのだ。)
 
 鬱の調子が悪く、娘を遊ばせながら寝る。俺のベッドはキャスター付きなので、片面を壁に押しつければ、娘が落ちないで済むのだ。
 娘は、離乳食が野菜の煮汁のような味の薄いものなので、風邪薬のような味の濃いものには慣れておらず、すごい顔をして吐き出す。ミルクに混ぜて飲ませてみたが、1回目は飲んだのに、2回目からは拒絶するようになってしまった。
 
 暗くなってから夜牛舎に行ったのだが、牛舎についた途端、カイトが吠えだした。ゴロウが吠えないので、大したことがないのだろうと思っていたら、暗闇の中に小さな影があった。蕾太郎と綾三郎が新しい部屋から脱走して、積んである干しラップサイレージをつまみ食いしていたのだ。俺の顔を見たら、ミルクがもらえると思って近寄って来るではないか!そのまま、指をしゃぶらせながら部屋に誘導する。
 
 やっぱりに調子が悪く、桶に座って牧草を食べる牛達の顔をボケッと見ていたら、今度はゴロウまで吠えだした。何事かと思ったら、巨大な黒い固まりが牛舎に侵入してきた。モトツボ、メロン、ナミコの3頭が、妊娠牛放牧地から脱走してきたのだ。
 月明かりを頼りに、足跡をたどり、脱走カ所を特定しに行く。腹が減って柵の外の笹を食べようとして、そのまま出てきたらしい。どこかで断線しているのだ。4年も使っていると、けっこう断線するものだ。明日は、根本的に修理する必要がありそうだ。