再投稿したが 干しラップサイレージを再ロール SOS ツボミ出産

 今日も、目一杯の1日だった。
 昨日消してしまった投稿を、再現しようと思ったが、頭が疲れていて全然気に入らない内容になってしまった。
 体調の悪い妻を休ませるために、娘を連れて牛舎に行く。サシバエが多いので、姫から送られた寒冷紗が役に立つ。後継牛の3頭は、スタンチョンにも慣れ、俺を見るとエサや水をねだるようになった。エサをやるときのかけ声も覚えたようだ。
 浪二郎にモクシをかけた。これまで拘束されたことがないので、角を振って暴れたが、糖蜜入りの哺乳瓶で誘いながらロープで引っぱったら、すぐに着いてくるようになった。頭が良いかも?と思ったのも束の間。運動場付の新しい部屋に入れたら、いきなり電気牧柵を引きちぎって暴れた。よほどこりたようで、その後運動場には出てこなくなった。牧柵修理に時間を割かれ、イライラさせられる。
 
 干してあったラップサイレージを、ロールしてみた。ピックアップドラムをあまり下げなかったので、取りこぼしが大量に出たが、良い匂いの干しサイレージ・ロールができた。冬用に何個か作っておかないと、いくらなんでも雪の上では乾かないだろうし・・・。
 
 快晴の中、テッターに行った。明日は乾いて、ロールできるだろうと思いつつ、半分くらい終わったところで、突然携帯電話が鳴った。
「SOS!具合が悪くて死にそうだから、帰ってきて!」
「承知しました!」
名残惜しいが、急いで帰る。帰りしな、変な雰囲気を感じ(人間関係は鈍いが、動物的カンは鋭いのだ!)近寄ってみると、子牛が生まれ落ちていた。
 ツボミが出産したのだ。予定日にまだ日があったので、油断していた。すぐに世話をしたかったが、とりあえず親牛に任せて家に急ぐ。
 
 原因ははっきりしていたが、ここで書くのは、今は控える。
 義妹に応援を頼み、俺は娘を連れて牛舎に急ぐ。子牛は遠くで産み落とされていたのだが、いきなり抱きかかえて連れてきてしまうと、親牛は子牛を生んだ場所に戻ってしまうことがあるため、数回に分けて少しずつ牛舎に運び、途中でへその緒の消毒や、人工初乳の投与をする。
 運んでいる合間に、浪二郎を再び引っ越しさせる。とても良い子だった。糞出しをする。敷きワラを敷き、EMボカシを撒いて、親子の受け入れ部屋の用意をする。
 母牛のツボミは我が家で生まれた牛なので、とても俺を信頼しており、扱いやすかった。仔牛は雄なので、「蕾太郎」。ちょっと漢字が難しい!
 
 晩飯は、手巻き寿司をおごってくれたのだが、俺は疲れていて、あまり食べられなかった(米2合くらいしか)。
 
 晩飯後、人工初乳をやったり、子牛のエサやりの続きをしたり・・・。いつもどおり、寝不足だ!