2番草刈り取り 塩害 引っ越し 真夜中のラップサイレージ干し

yonemiki2006-09-21

 朝牛舎に行ったら、ニンジンが戸の隙間に顔を突っ込んで、抜けなくなっていた。子牛はいつも、小さな穴があると、顔を突っ込んでみたくなるものらしい。
 
 台風が過ぎ去り、しばらく晴れそうな予報だ。この機会を逃すと、もう寒くて乾草には仕上がらない可能性があるので、通常3回に分けて刈り取る面積を、一度に刈り取ることにした。モアコンディショナーでは時間がかかりすぎるので、ディスクモアで刈り取ることにする。部品が足りないので、別な機械の部品を改造して強引に取り付け、刃を研いで、とりあえず出かける。
 空は快晴!化学肥料を撒かなかったので、草丈は低い。堆肥とスラリーを撒いたところは、いくらか草量も多いような気がした。刃が研いであるので、かなりの高速作業でも、綺麗に切れてくれた。
 2時過ぎに昼飯に帰り、さらに作業する。4時に姪を学童に、娘を今金の保育所に向かえに行く。ついでに、新築された今金小学校を外から見てきた。4つの小学校をまとめて、1つにしたそうだ。
 ラム肉が安かったので、まとめ買いして帰る。
 
 娘達を降ろして、さらに刈り取り作業に行った。
 木々や、クローバーの葉が、黒ずんでいた。先日の台風による塩害だろう。防風林のアカシアなどは、一昨年の台風で相当ダメージを受けたのだが、今年はどうだろう。葉が落ちたあとに、一生懸命新芽を出し、すぐに雪が降ってしまったのだ。
 俺の家は谷間にあるので、夕日は牧草収穫作業の時しか見ることができない。日没は5時45分だった。雲が赤く染まって綺麗だった。真っ暗になる直前に、親牛達に牧草ロールを入れてやる。電気牧柵のケーブルが、どこかで断線しているようで、全然電圧がかかっていなかった。妊娠牛達の所にも、脱走防止のために牧草を入れてやる。
 
 アカリ・ミノリ・ミカンの3頭を、後継牛として残すことにした(たぶん)。スタンチョンに繋いで、しばらく慣れさせた後に、放牧に出すのだ。放牧に出した後も、当分夜は繋いで、特別に牧草をやらないとならないが・・・。
 繋ぐときに、ミノリが最後まで抵抗して困らせた。いきなり繋がれても、全然動じなかったのは、ちょっとお馬鹿なアカリだ。エサをねだって、俺を舐める。ミノリは、俺が通る度に頭を引っ込めていた。そのうち慣れるだろう。
 
 空いたスペースに、桃三郎とスズコを引っ越しさせた。引っぱるのに苦労させられるのはいやだったので、糖蜜を入れた哺乳瓶を持ち、引き綱を引いてこっちに来たら飲ませてやる。すぐに、俺の後をついて歩くようになった。
 新しい運動場の電気牧柵も、ドアから漏れる灯りで認識でき、エサを食べるワクにも、糖蜜液のおかげですぐに慣れた。
 
 昨日娘と散歩していたとき、破れたラップサイレージを発見していたので、11時過ぎだったが、広げて干す作業をした。既に熱を持ち始めていて、やばいところだった。