干しサイレージをしまう 水場復活 雪三郎超早期母子分離 秘密会談

夜も出しっぱなしで干してあったサイレージ牧草を、フォークで反転させながらさらに乾かす。本日使う分は、昨日のうちに牛舎内にしまってあったのだが(万一の雨のため)、干してあった方が嗜好性がいいような気がする。
 夕方、もう一日干したい気持ちを抑え、
「もし雨が降ったらまたダメになるでしょ。」
という進言に従い、大半を牛舎内にしまった。
 
 母牛の群が大きすぎて牛舎内に入りきれないので、元通り妊娠牛と、育成牛・未妊娠牛に振り分けるため、水場の確認に行った。新しく掘ったため池には、水が満々と溜まり、たくさんのボウフラと、日照りで死に絶えたはずのオタマジャクシが泳いでいた。しぶといヤツがいるもんだ!
 牧草ロールを持って、牛を分けるゲート付近まで誘いに行ったのだが、丘の上にいい風が吹いていたので、誰も降りてこなかった。とりあえずゲートを閉め、正式な分割作業は後日にした。
 
 雪三郎とユキの超早期母子分離だが、雪三郎が産室から脱走していたので、そのまま分離させてしまった。
 産室の敷きワラを交換し、ナスビとニンジンを引っ越しさせた。いつもの光景だが、広い産室が嬉しくて走り回って喜んでいた。
 雪三郎は、ナスビの居た部屋を綺麗にして、入れてやった。夜、哺乳瓶で代用乳を1.5㍑飲んでいたので、腹が減っていたようだ。
 
 秘密会談をした。秘密なので、出席者も、会談内容も秘密なのだ!大仕事がまた一つ増えてしまった。長引いたので、夜牛舎が終わったのは、12時直前だ。疲れた。

 秘密?と言えば、25日に町長と医療関係者の集まりが、大成であるそうだ。俺の知る限り、病院の院長・所長が集まって話をするのは、合併後初めてだ。もしかして、財政非常事態宣言を出したこの町の、医療の将来像を話す重要な会談なのかと、興味津々である。
 
 お盆の日曜日なのに、せたな町の僻地医療を考える掲示板へのアクセスが、160もあった。俺は正しい情報が得られないので、「匿子さん」へのコメントがかけなくて困っている。