夏休み 妊娠鑑定・人工授精 引っ越し ロール運び 

 北海道にも夏休みがやって来た。姪っ子が牛舎の手伝いに来てくれた。いつもは、起きてもなかなか仕事に行けないのに、今日はそうは言っていられない。
 犬達が吠えて、獣医さんが来たことを知る。メロンに「福栄」を着ける。フクとナミコは、妊娠していた。妊娠していた2頭は、妊娠牛放牧地まで引いていった。2頭とも素直に来てくれて助かった。
 
 姪っ子に、ミルクやりや、エサ運びの手伝いをしてもらった。暑いので、時々大型扇風機の前で休んでもらった。将来、大事な戦力になってくれるかも知れないので、楽しく手伝ってもらえるようにそれなりに気を使う。
 
 出荷直前の元六郎を、新しい牛舎に移動させた。今回も、市場について行けないので、ブラッシングをしたり、他の牛の糞尿で汚れるのを防ぐためだ。危険なので、姪っ子は帰した後だったのだが、調教されていない三百㎏をを越える牛を引っぱって、新しい場所に移動するのは大変だった!俺の右足の上で、ダッシュされたので、今頃になってちょっと痛い。
 
 乾草庫内の整理をして、草地に置いてある牧草を、借りてきたトレーラーで運んだ。今日は、3往復36個運び、あらかじめ持って帰っていたのと合わせて、40個を積み上げた。子牛用の早刈り草が20個くらい。妊娠していない牛用の牧草が20個くらい。あまり乾燥していないのでかびた牧草が、道路に20個くらい干してあり、ラップサイレージが40個くらいだ。今年は、一番草が全然足りない。頑張って、堆肥やスラリー(尿)を撒き、2番草の収量を増やしたり、3番草まで穫らないと間に合わないかも知れない。
 
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