テッター3回 ロール40個 つかれた!

 朝のミルクと共に起き、サンマを焼いて朝ご飯。すぐにテッターをかけに行った。風が強いなんて言っていられない。明日から雨が続くので、今日中になんとかしなければならない。草煙に巻かれ、目を痛くしながら、絡まりながら、作業を強行した。
 
 朝牛舎の後、もう一度テッターに行った。最近、子牛に目が届いていない。明後日まで待って!
 もう1日あれば、完璧に乾草になるのだが、今年の牧草は生育が遅く、チモシーの花も咲いていないので、なかなか乾かない。風で乾草が絶壁の方に吹きだまり、あまりよろしくない。(写真は、去年のもの)
 
 昼飯を食べてから、もう一度テッターをかけ、覚悟を決めてレーキをはじめたのは3時だ。外周2周で10個を作った。ちょうどお隣さんがロールしに来たので、ロールした牧草を見せて
「カビけますか?」
と聞いたら
「カビるな。そんなにひどくないかも知れないが・・・。草が若いから乾きにくいんだ。屋根の下で平らに置いておくところがあったら、雨が降る前に置いておけば、なんとかなるかも知れない。熱持ったときに雨に当てたら終わりだな。熱が雨を中に吸い込むんだ!」
とアドバイスをもらった。無理して出来るだけロールすることを決める。お隣さんは、ラップするそうだ。
 絶壁を除いて、全部レーキをかけ、ロールが終わったのは8時だった。40個ロールした。
 
 カイトは、作業中ずっと俺の側にいて、ロールが1個終わる度に、降りてストリング(ロールを縛る紐)を切るので(壊れているから)、そのたびに頭を撫でてもらいに来た。先日、飛び降りて置いていかれたのが、相当ショックだったのだ。しきりに○○を舐めるので見てみたら、○袋に歯形がしっかりついていた。かなりこっぴどくやられたのだ。
 不思議なことに、作業を終える数分前にゴロウがやって来た。500m以上離れた丘で作業しているのに、なんでわかるのだろう?
 さらに不思議なことに、風下から来たのに、カイトはゴロウが来るのが相当前わかっていたようで(ゴロウは無言で来る)、迎えに行った。
 
 夜牛舎が終わって、トレーラーで1台分運んだが、終わったのは11時半だ。疲れたぜ!