刈り取り テッター テッター修理 お姫様の進言

 お姫様が一人で朝牛舎をやってくれたので、俺はちょっとだけ刈り取りに行った。
 比較的平らなところで、肥料を重点的に撒いたので、けっこう草量があった。途中からVベルトが滑り始めたので、作業速度をゆっくりにした。最後の外周を刈りとる途中で、完全に滑るようになったので、作業を中止しした。
 前回ロールしてあった乾草は、トレーラーに乗せて、風通しをよくした。
 
 姫は、俺が刈り取りをしている間に、植え残していたブルーベリーの苗を全部植えてくれた。テッターをかけに行くとき、一緒についてきたのだが、あまりの急斜面作業に仰天し、
「飽きたら帰っていいよ。」
と言ってあったのに、最後まで見学してくれた。
「だって、すごい神経をすり減らしながら作業しているのに、帰ったら寂しいでしょ?」
なんて優しい姫なのだ!
 
 夜牛舎をやってもらっている間に、応急処置をしてあったテッターの、本格修理をした。

 姫から、俺の働き方に対して、いろいろ進言があった。