北山南斜面刈り取り テッター メロン出産 

 忙しくて、日記も書けない!誰か・・・!
 
 朝牛舎をやっていたら、メロンが腹を蹴っていた。陣痛が来ているのだ。敷きワラを敷き直して、北山南斜面の牧草を刈り取りに行った。Vベルトを張り直したのに、まだまだテンションが足りなかったようだ。一人がバールで持ち上げている間に、もう一人が反対側に行ってネジを廻さないと、ちゃんと張れないのだ。適当な長さの鉄パイプを拾ってきて、上手くつっかい棒にしてようやく張ることが出来た。こっちのベルト(2系統ある)も交換しないとダメかな?
 
 お昼に天気予報をみたら、各社一斉に悪い方向に書き替えてあった。水曜日に雨が降るという。それでは乾草には仕上がらない!気を取り直して、テッターで牧草を反転させに行った。この機械は、中古で買った物だが、性能が良くて気に入っている。急斜面で複雑な地形が多いので、幅広いテッターが使えないのはしかたのないことだ。
 
 帰ってきて、お茶のあとにもう一度テッターをかけに行こうと思ったら、監視カメラないのメロンが、第一破水をしていた。ちょっと休憩している間に、ペロンと生まれてしまった。慌てて牛舎に走る。
 元気なメスの子牛だ。すぐに立とうとするし、おっぱいを吸うそぶりを見せたので、人工初乳を哺乳瓶でやったら、すぐに飲み干した。まだ欲しがっているが、ちょっと目を離した隙に、メロンに逃げられてしまった。この牛は、すごくたくさんの乳を出すのだが、吸われるのはあまり好きではないようだ。とりあえず、柵の中には追い込んだが、自分の娘より、牧草を食べに行きたかったようだ。
 夜牛舎をやったときに、何とか追い込んで牛舎に戻したが、子牛が乳を吸おうとすると、足が出てしまうし、飲むのも下手くそなので、一旦あきらめる。
 風呂に入り、飯を食ったあとに、メロンを押さえつけてようやく飲ませることに成功した。母親の初乳の方が、人工初乳より濃くて効き目が強いのだ。
 ヒカリが生まれそうな予感がするのだが、なかなか生まれない。