とりあえずテッター 糞出し 絶対の自信  祝十万ヒット突破

 こんな忙しい時期に、貧血なんてとんでもないことになったものだ!フットワークが重くてしょうがない。
 牧草がほとんど無くなったので、子牛たちにもちびちび無駄が出ないようにやる。つないであるモモカだが、出すとまた脱走されるので、子牛の食い残しや、敷きワラをやって我慢してもらう。
 
 刈り取った牧草を反転させる、テッターという機械をトラクターに取り付ける。4つあるタイヤの一つがパンクしている。空気を入れると半日は持つので、あまり力のかからない端っこに移動させる。可動部分に油を差して、出発。
 刈り取った牧草は、昨日の雨で悲惨な状況になっているかと思ったら、気温が低いせいか大して傷んでいなかった。早刈りなので(肥料もケチったし)、草量は少ない。
 俺の草地は尾根筋の急傾斜にあるのだが、真駒内の谷では広々した平坦な草地で、刈り取りを始めているのが見えた、俺がテッターをかけている間に、見る間に牧草は刈り取られていった。と思ったら、あっと言う間にテッターで反転されていた。俺のテッターは幅4.8mだが、たぶん幅15mくらいはあるのだろう。あまりの違いに、呆れてしまった。
 
 娘の沐浴を終えて、2回目のテッターをかける。半乾きの牧草のすがすがしい匂いが、俺の血を綺麗にしてくれるような気分になる。でも寒かったのと、貧血で、顔がこわばったままになってしまった。娘を腹の上に乗せて、しばらく休憩し、1家そろって牛舎に行く。
 明後日の予報がまた変更され、雨の可能性が出てきたので、明日は大変な一日になりそうだ。今日のうちに、念入りに糞出しをし、壊された扉を修理した。
 
 犬達を家に入れる前に、玄関で足を拭いてやり、ブラッシングした。
 こんな時、カイトは俺の前に座って、真っ直ぐ俺の顔を見つめる。俺に愛されている絶対の自信があるのが感じられ、それが彼の可愛さを引き立てている。もらったときは、子犬だから可愛いが・・・と思っていたのだが、高性能犬のゴロウと分け隔て無く可愛がってきた。ちょっとちゃっかりしたところがあるが、俺の願い通りとても可愛い犬になってくれた。
 ゴロウは、もちろん大切な犬だ。でも、あまりに物わかりが良すぎて、俺たちもつい彼に我慢させてしまうことがある。優しいので、自分の棒やタオルをカイトに取られても、あまり文句をいわない。本当は甘えたいのに、我慢しているところがあり、自信を無くさないように俺も気を使っている。いつまでも元気でいて欲しい大事な家族だ。
 
 このブログも、とうとう十万ヒットを突破した。みんな、読んでくれてありがとう!