天気が悪い 家の猫たち ありがとう母さん方

　今日も雨で、外作業が出来なかった。雨が続くと、牛舎内の床から水が湧き出し、子牛にとっては良くない環境になるのが困りものだ。ダクト換気システムで、出来るだけ床を乾かそうとしているが・・・。
　
　最近は、農業用ネコ４匹仲良くエサを食べている。ゴロウより年上の５歳だ。ゴロウが若い頃は、おもちゃにして遊ばれたこともあるが、ゴロウのおかげで余所のネコに縄張りを荒らされる心配もなく、平和に暮らしているのでとても元気である。
　チビの頃は、越冬させるために夜は地下室に入れてやり、毎朝俺と一緒に牛舎まで出勤したものだ。５ｍごとに歩くのを止めて、突然寝ころんで体を撫でてもらうのが大好きなのだが、４匹で交替でやられるとなかなか前に進めない。(右上写真は４年前の冬)
　
　そういえば、先日のＥＴＶ特集のラストで、黒豚ローズの散歩シーンを見て、
「君が呼ぶと、豚が着いてくるのかい？すごいな〜。」
と、妙なところで感動してくれた人もいた。
牛は、トラクターの音がすると走って駆け寄ってくるし、馬は口笛を吹くとやってくる。とても心が和む。
　ぬかるんでいたが、牛と馬に牧草ロールを入れてやった。過放牧気味なので、長い繊維に飢えているようだった。
　
　娘を連れ帰る。約４週間、ベテランの母さん方(歳はとても若いのだが）が、娘を乳児院に入れたくないという俺の希望を叶えるために、助けてくれた。とてもありがたく、そしてとても良いアドバイスを沢山もらった。みんなが見てくれたので、娘はとても元気だ。本当にありがとうございました。
　明日からは、とりあえずMikiのリハビリを兼ねながら、親子３人で頑張ってみることになった。みんなのおかげで、俺は毎晩一緒にいられたので、俺の顔を見てニッコリ笑ってくれると、脳内ですごい幸福物質が出る。とても大事な体験だと思う。どうやって恩返ししたらいいのだろうか？