イヤな訪問者 第二回医療対策審議会 妻の退院日

 最近、睡眠不足で朝が辛い。体がだるい。最後のミルクを12時頃飲むのだが、時間がかかるし、ゲップが出るのにもかなりの時間を要する。その後、哺乳瓶を消毒して寝るから、どうしても1時を過ぎる。朝は6時前に起こされる。「子育ては体力勝負だ!」と聞いていたが、なかなかすごい。
 
 今日は、初めてのお宅だったので、けっこう緊張した。
 テレビの力はすごく、ある町長支持者の人と会ったが、
「あの町長はもうだめだ。」
と言っていたので、
「あなたのような支持者が言えば、なんとか変わるかも知れないですよ。」
と言っておいた。要は、医療対策審議会丸投げではなく、町長自身のしっかりした医療ビジョンが有って、村上医師や吉岡医師と医療の話ができていれば(豚の飼い方ではなく)、こんなことにならなかったのだ。
 
 休みたかったが、勢いで朝牛舎を終わらせる。やっと休めると思ったら、Mikiの上司が書類を持ってきた。彼も俺に会いたくないのだが、俺だってイヤだ。彼も体調を崩したそうだ。
すごく疲れうつ状態が悪化した。午後からやろうとしていた仕事を全部止めざるを得なかった。
 
 それでも、娘の通帳を作るために、信用金庫に行き、娘を引き取って、瀬棚支所に書類を揃えに行った。明らかに顔色の悪い俺のために、イスを用意してくれた。手続きのよく判らない俺のために、必要な書類をテキパキと用意してくれた。とてもありがたかった。 
 
 明日の医療対策審議会の資料には、瀬棚診療所の吉岡医師についてはなにも触れていないそうだ。どういうことだ?本気で診療所を閉鎖するつもりだろうか?
 資料を見せられて、瀬棚診療所だけがすごく経営が悪いようなことを言われたそうだ。国保病院と診療所の会計方式の違いなどの説明はなく、国保病院の累積赤字が7億3千万円(これだって、やがて一般会計から穴埋めされるものだ)あることなどは伏せられ、瀬棚診療所だけが一般会計から資金をもらっているような資料だったそうだ。診療所には累積赤字など無い。
 そういう資料の作り方は、卑怯だと思ったが・・・。
 医療に対する知識のない町民を参加させ、町民参加型の医療対策審議会という形にして、だまして賛成させるつもりらしい。全国の人が注目している中で、あまり恥ずかしいことをしないで欲しい。
 
 妻の検査結果が出て、とりあえず土曜日に退院できるようになった。女性ホルモン依存型のガンで、PTSDになって抵抗力が無くなったとき、妊娠していなければ、そのまま月経の度にホルモンが出て、ガンが進行し手遅れになった可能性が高かったそうだ。娘に感謝。今後は、かなり高価な薬を使い、ホルモンの分泌を止め続けることになるそうだ。
 
 映画「チャンプ」を観た。TJが可愛かった。