脱走仔馬の被害 アスパラ畑 タイミング 支持者としての責任

 12時半に140cc飲み、6時まで寝てくれた。もうちょっと寝てくれると良いのだが・・・。
 今日も友人が手伝いに来てくれた。俺は娘を預けに行く。友人は、汗だくになってエサやりを終えてくれていた。おかげで、今日は念入りに糞出しができた。
 
 仔馬たちが自由に脱柵し、かなり広い範囲の採草地を食い荒らしていた。電気の通っていないゲートがばれたのだ。仕方ないので、バラ線をガッチリ張って、ちょっと痛い思いをしてもらう。
 昔、オリーブ(ビクターの母)が同じように、ゲートくぐりをしていたことがある。バラ線を張ってみたら、いつもどおりくぐり抜けて見せようとして(見せたがる)、胸にトゲが刺さり痛いと苦情を言いに来た(頭を撫でてもらいに来た)ことがあるのを思い出す。その後、牧柵を跳び越えることを覚えたので、高くする作業をしていたら、いつもどおり飛び越えて見せようとして・・・。可愛い馬だ。
 
 今年も暇がないので、アスパラ畑は草だらけだ。出てきたアスパラは、頭が開きはじめている。そして今年も、テントウムシもどきの害虫が発生し、アスパラの頭を囓っている。やはり、俺にはアスパラ農家は向いていないようだ。
 放っておくとすごいことになるので、除草剤を使って、雑草を抑えることにした。1/4ほど散布した。少しアスパラにかかって枯れるかも知れないが、食べるには十分な量が採れる。
 
 娘と一緒の夜は、絶対にラーメンが食べられないので、今日の昼飯は餅2個と大量の三つ葉を入れたラーメンを食べた。家の前は、猫の糞が肥料になって、たくさんの三つ葉が生えているのだ。「さー食うぞ!」と思ったら、来客があり・・・。のびのびのラーメンになってしまった。
 タイミングといえば、娘にミルクをやっているときに限って、電話がかかってくる。愛想の悪い対応をしているときは、たいていそういうときなので、勘弁してください。
 
 今日は数軒の家をたずねた。番組を見て「よかったよ」と言ってくれる人もいるし、「勿体ないことをした」と言ってくれる人もいた。
 でも、
「診療所はとっても大切だけど、町長を支持しちゃったから・・・。」
という人もいた。ここでも、K議員が怪文書を持ってまめに廻っているそうだ。診療所が無くなるのは困ると思っているなら、支持者としてそう言えばいいと思うのだが?それが、支持者としての責任だと思う。
 
「米村さんちには行かなかったの?」
 町の祭りの時は毎年神馬としてポパイを出したのだが、ある年神馬係だったK議員の対応の悪さ(雨でもやるというので高価な馬具を着けて町に向かったのに、町を目前にしたところで中止と電話が)に対し苦情を言ったことがある。次の年から神馬を頼まれることは無くなった。
 
 俺は、高橋町長に投票した。選挙でうちまで来たとき、
「診療所と村上先生は、俺たちにとって大切だから、絶対い守ってください。」
と言ったら
「任せてください!」
と爽やかな笑顔で握手してくれた。その高橋町長が、日本に誇れる瀬棚診療所のシステムをたった半年で壊してしまった。
 俺は、支持者として当然の責任として、陳述書を書いたり、直接面会に行ったりして、なんとかしてもらおうと努力した。当然これからも、町長の考えを変えるように働きかけ続けるつもりだ。
 村上医師も吉岡医師も、町長に医療に対する理解が無く、ご自分の医療ビジョンが無いことを、失望しておられた。俺が面会してもらったときも、北檜山国保を中心とする以外、何一つ具体的な考えを聞くことができなかった。
 北檜山に大きな病院を建てることが、医療の充実になるとは思えない。八雲ほど大きな病院でも、医師の確保は難しい。このせたなで、どれだけの医師を確保できると思っているのか?後期研修医の受け入れを断ったのは、致命的だった。やる気のある若い医師が、安い給与で継続的に来てくれるシステムが作れるはずだったのに!
 
 村上医師の意見書の文言が気に入らないと言う人がいた。そんなこと関係ないじゃないか。村上医師は、医者として俺たちの健康を守るために頑張ってくれた。
「俺は医者で、人格者ではない。」
と言っておられたことがある。
 自分の進退をかけて出した医療提案の、出し方時の態度や、内容の過激さが気に入らないなんて、大人げないと思う。首長たる大人物なら、そんな細かいことより、意見書の内容で判断して欲しかった。クセがあってもやる気がある人間を使いこなしてこそ、人の上に立つ立派な町長ではないのか?