掃除が間に合わない Mikiの一時退院 娘との再会・幸福物質

 今日は、Mikiの転院に伴い、娘も退院させられると思いこんで(昨夜、そういうメールが来た)、大あわてで準備していたが、今朝出勤した義妹に
「絶対に無理だから、今日連れてくるのはあきらめなさい!
と、真剣に怒られ困ってしまった。
 たしかに、まだまだ大がかりな機械作業が残っており、その作業中娘を見る人がいないとどうしようもない。Mikiは、水曜日に札幌に検査に行き、最短で金曜日に入院することになっている。
 それらをやりながら、娘の世話や、牛舎作業は無理である。それでなくても、連日の八雲通いで、牛たちの観察がおろそかになり、繁殖成績が明らかに落ちている。
 保健師さんも心配してくれたのだが、昨夜八雲の病院で、転院することを伝えたとき、若い看護師さんが
「娘さんはどうするの?」
と言ったので、連れて出ないといけないと勘違いしたようだ。
 
 朝牛差作業もそこそこに、八雲まで走った。今日は、何時間かかるかわからないので、犬たちは留守番だ。転院することは伝えてあったのだが、MikiはレントゲンやらMRIの検査をいろいろ受けていた。
 その後、担当医に直接会い、即手術してくれるようにお願いしたのに、申し訳ないと平謝りしたら、
「全然大丈夫。検査資料も紹介状も書いてやるよ。」
と、言ってもらえた。
 
 書類が書き上がるまで2時間くらい待ったのだが、5日ぶりに会う娘を、ずっっっと抱いていた。はじめ警戒していたのだが、そのうリラックスし、とてもいい顔をするようになった。おしっこをして、おむつが濡れたとき、数秒泣いたのだが、話しかけたり揺らしたりすると、すぐに泣きやむ。以前抱いたときより、首の座りがとてもたくましくなっており、俺の子守歌に反応してくれるのも嬉しかった。途中で交代しようとするMikiを退け、結局帰るまでほとんどの間、俺が抱いていた。腹を空かせて泣いても、話しかけるとすぐに泣きやみ、聞き分けよすぎると思うのは心配性だろうか?
 帰る直前に、ミルクも飲ませた。なかなか、大きなゲップが出なくて心配した。
 激しく疲れていたし、抗不安剤を持っていくのを忘れていたのだが、娘を抱いていたおかげで、幸福物質が出たようで、気分がよかった。
 我が家の受け入れ体制ができあがるまで、最大2週間まで預かってくれることになった。念のために概算を聞いたが、出産後これまでの20日間で・・・!急いで連れて帰らないと、破産してしまう。
 
 帰りの峠道は、激しい吹雪だった。冬タイヤを履きっぱなしでよかった。帰ったら8時過ぎだ。それから夜牛舎をやり、くたくたになった。
 
 医療対策審議会の資料や、笠原議員の釈明会見の会議録をもらったが、とても読む気力が無い。特に釈明会見は、読んでいても意味がわからない(意味がない)。これを聞いた人は、どんな風に感じたのだろうか?