牛の流産 モモカ妊鑑 

yonemiki2006-04-21

 昨日は遅くまで洗濯をしてみた。たたんだり締まったりするのは、あまり得意ではない。
 それでも、いつもどおり目が覚め、いつもより調子良く体が動いた。
 牛舎に行ったら、フクの後ろに、流産した胎児が落ちていた。体がちゃんと出来ていたのに、どうして流産してしまったのだろう?母牛自体は、痩せすぎではなく、ちょうど良い太り具合だそうだ。
 こんなことで一々悲しんでいられる商売ではないが、やはり可哀想だ。
 
 獣医さんが来て診察してくれた。モモカが妊娠していた。シゲヨは空胎で、マユコはおそらくプラスと言うことだった。
 モモカを妊娠牛の群に引っぱっていった。すごくいうことを聞く良い牛なのだが、牧柵破りの名人で、一刻も早く牧柵を修理しなければならない。
 
 最近、オフレコにしてくれという人が多くて困っている。俺も、取材の人にはオフレコでと言うことが多いが・・・。
 
 馬のマロンとビクターが脱走し、アスパラ畑の雑草や、道路脇のリンゴの木を囓っていた。大したこと無いと思い、午前中は気合いを入れて糞出しをした。
 
 飯の後、牧柵機材を買ってきて、ついでに敷きワラを1ロールもらって帰る。ホントは雨が降っているからユンボ作業したかったが、脱走馬を追い込んで、ズタズタになった電気牧柵を修理していった。
 今年は、牧柵の壊れ方が酷い!大雪のせいもあるが、仔馬が遊んでいるうちに、雪に埋まった電気牧柵のケーブルを引きちぎったのだろう。
 それでも、1周1kmほどの柵を、全部修復した。電気がバッチリ効いている。明日は、牛の柵をやるぞ!でも娘に会いに行きたい!
 
 夕方になると、いつものように調子が悪くなるのだが、今日来るはずの義妹やMikiとの連絡が取れず、ウジウジしている。こんな日は、さっさと牛舎作業を終えた方が良いのだが・・・。
 
 乳ガンの手術が、木曜日まで延びたそうだ。そこで、みんなに勧められていた病院に電話してみた。時間外だったのに、院長先生が電話口に出てくれ、丁寧に話を聞いて下さった。
 乳房温存術なら、道内に2〜3台しかない特殊なMRIで、ガン細胞の広がりを正確に検査し、手術しないと、再発の危険が高まったり、手術痕が大きくなり温存術の意味が無くなるそうだ。
 八雲の病院には、こちらから無理を言って早く手術を頼んだ手前、言い出しにくいのだが、これからのMikiの一生にかかっている。明日、電話をすることになった。