温存療法 本当に育てられるのか? 橋が落ちた! 

yonemiki2006-04-20

 女性にとって、乳房の切除は大問題らしい。俺は、彼女の年齢と、出産直後の乳腺細胞の活性などを考え、即手術をすることをお願いしたのだが、Mikiは迷っているらしかった。

 温存療法と言ってもピンキリらしい。ただ乳房の一部が残り、見るも無惨な症例もあるので、セカンドオピニオンを考えた方が良いというアドバイスに、心が揺れているようだった。
 関東に住んでいた頃なら、近くにいくらでも病院があり、簡単に名医を探すことも出来るだろうが・・・。
 娘がもうすぐ退院するし、俺の畜産業には休暇が無い。1日たりとも休むことが出来ないのだ。これから病院を探して、セカンドオピニオンを受けている間にも、ガン細胞はどんどん増殖してしまう。
 村上医師にも相談のメール(僕らの判断に対するアドバイスをもらうための)をしたが、頑張るように返事をくれたので、八雲で手術することを決心した。
  
 昼前に牛舎から帰ってきたら、保健師の方が来てくれていた。俺が一人で娘を育てられるか、相談に乗ってくれに来たそうだ。俺の最も苦手な片付けをしっかりやり、仕事をしながら、毎日の授乳、沐浴、おしめ換え、大量の洗濯が出来るのか?出来ないなら、小樽の乳幼児保護施設に、一時預ける方法があると言うことだった。

 冗談ではない!小樽なんかに連れて行かれたら、俺は毎日のように通わなければならなくなり、そっちの方がよっぽど負担が大きい!
 
 今年はブルーベリーの植え付け以外は、畑作がないので、娘が退院するまでに
牧柵の整備をして、牛の脱柵を極力防ぎ、超早期放牧を開始する。
雪に埋まった牧柵部分(積雪1.5mほど)の除雪を終了させる。
ブルーベリー畑に堆肥を入れ、ユンボを使ってさっさと植えてしまう。
東京の義妹が来てくれるので、室内のいらないものを除去し、部屋を根本的に綺麗にする。
監視カメラを使って、牛舎から随時、赤ん坊の映像を見られるようにする。

などなどいろいろやることがあるが、俺に出来る限りの手を尽くして、絶対に手元に置きたいと考えている。
 どうしても機械作業で離れなければならないときには、一時預かりをしてくれると申し出てくれた方もいて、とても嬉しかった!
 
 娘の退院まで、あと1〜2週間あるので、その間の俺のがんばりを見て、保健師の方が俺に任せられるかどうか、判断されることになってしまった!まずは、片付けなければ!
 
 Mikiは、自分で運転して、八雲の病院に入院しに行った。明日の検査が終わったら、義妹と共に戻ってくるかも知れないそうだ。手術は、4月25日に決定したそうだ。
 
 そういえば、玄関に架かる橋(2階にある)の板が腐っていて、とうとう大きく穴があいてしまった。踏み抜いた犯人は、ゴロウのようだ。
 
 最近とてもアクセス数が増えている。日に350ヒット以上!誰かが宣伝しているのだろうか?
 先日「ギルバートグレイブ」という映画を観たのだが、うつ病の俺には、とても正視出来ない映画だった。日本語吹き替え無しの字幕スーパーで、しかも日記を書きながら観たのに、なぜか完璧にあらすじが説明できるほどだった。
 今日は「パピオン」という映画で,DVDが壊れているのか、英語と日本語が入り交じっていたのだが、すごく頭に入った。 
 もしかして、俺の英語力ってすごいのかな?すごいうぬぼれ!