記事 卒業

 僕のブログを読んだ人が、http://www.kushiro-pu.ac.jp/center/marche/pdf/marche015.pdfというページを教えてくれた。旧瀬棚町で実際に取り組まれてきた、診療所と行政の連携で取り組まれてきた予防医療のことが、詳しく書かれている。
画面下にある、20/48〜24/48が瀬棚の記事なので、左上にある印刷ボタンを押し、ページ選択(20〜24)して印刷してから読まれることを奨める。

北海道開発開発協会が2005年9月に発行した物だが、「町を変えた予防医療」という題で、診療所が出来る迄の経緯。村上所長の考えで、行政も議会も一緒になって作ってきた地域医療のことが、詳しく書かれている。
 これを読むと、村上所長がどれほど進んだ考えの持ち主で、旧瀬棚町で行われてきた取り組みがどれほどすごいか、改めて思い知らされ、感動してしまう。科学的な根拠に基づく医療の考えから、薬剤師の資格を持つ所長が、無駄な薬を出さず、患者の免疫力で病に打ち勝つことを優先させてきたこと。スタッフの方々の「健康講話」、「ほそみどり」、「やすみどり」「オープン勉強会」など、様々な取り組みなどにより、老人医療費が半減したことが書かれている。
 そして、なぜ辞職の道を選ばざるを得なかったのか、「これからの北海道の地域医療」というところを読めば、理解できると思う。地域医療は、医者ひとりの力では出来ないのだ!
 平田前瀬棚町長も、村上医師からは、当初いろいろ条件を出されて、面食らったそうだ。
 高橋町長も、意見書を出されて相当面食らうこともあるだろうが、それを受け止めるだけの、大きな度量を持って欲しい! 


 以前、我が家に遊びに来た、太櫓小学校の児童とその家族の方が、卒業して家に帰るご挨拶に来てくださった。以前、黒豚のピノコでハムとベーコンを作ったとき、手伝いに来てくれた小学生だ。遠慮という物を知らない俺は、家族の方からのお菓子を見て大喜び!小さな娘さんが一緒で、ゴロウとカイトが走り回って怖かったようなので、ロールの上に乗せて「待て!」と言ったら、結構長い時間じっと待つことが出来、喜んでもらえた。(俺も誇らしかった!)大したことをしてあげられなかったのに、そんな心遣いをしていただき、感激した!

 去勢した2頭は、さすがに食欲もなく、大人しかった。それでも、糞出ししている俺の尻を舐めてくれ、人懐っこさは変わらなかった。炎症が起きているので、熱も高かった。
 下痢しているアカリや福三郎に、墨団子をやった。甘いので、福三郎は、もっとくれとうるさかった。
 
 最近は、シリウスが南中する頃には家に帰れていたのだが、今日は相当西に傾いていた。季節がすすんだのもあるが、行くのが遅かったのが原因だ。