寒い牛舎 排雪 軽油がない!

 体温計がないが、ホタルの具合は良くなったようで、エサはしっかり食べてあった。桃三郎は、今朝まで母乳を飲ませ、夕方からは人工哺乳にするので、これで母子の永遠の別れだ。3人娘は、昨日の墨団子が効いたのか、床の汚れが少なかった。
 気温が低く、風が強いので、大子牛を運動場に出すのは止めた。もっと寒い地方でも、和牛を飼っているところもあるのだが、我が家の牛舎は寒いのだろうか?親牛を繋いでいないので、ガランとしており(その場所に子牛がいっぱい入っていると違うと思うが・・・)、寒々としている。冷え込むと、必ず病気が出る。すきま風をなんとかし、敷きワラをもっと厚く敷かないと、治療費がかさんでやっていけない。もう少し、改造が必要だ。
 繋ぎ牛舎の屋根の雪下ろしをしたあと、降ろした雪をそのままにしてあったのだが、これでは屋根から雪が落ちられないので、排雪作業をした。高さ3mの雪山を、トラクターのバケットで少しずつ(400kgくらいずつ)削り取って捨てに行った。途中、新牛舎に引っぱってある電線や、電気牧柵の電圧を伝えるケーブルが雪の下に埋まっていたので、切断しないように注意していたのだが、電牧のケーブルは切ってしまった。3分の1ほど排雪したところで、ユンボに乗り換えて入り、壁際の雪を除けることで、屋根からの雪が落ちられるようにし、今日の所はここまでで終了とした。 
 タンクの軽油がなくなってしまった。今年は毎日のように除雪しているから、たくさん使ったのだ。また買わないといけないが、まだクミカンが・・・。体温計を買いに行ったついでに、ポリタンクで軽油を買ってきた。
 ホタルの熱は下がっていた。福三郎とスズコの敷きワラを交換した。交換するとき、福三郎は危なくてしょうがない。俺の尻に、猛然と頭突きをしてきたかと思えば、俺の足に飛び跳ねながら回し蹴りをお見舞いするのだ。遊んでくれると思っているようだ。痛くも痒くもないが、邪魔でしょうがない!