シマコの排卵確認なのに・・・ 冷却水漏れ

 今日は、シマコの排卵確認だったのに、間違えて放してしまった。仕方なく、ヒカリコの繁殖傷害を診てもらったが、黄体がないのでPGは打てなかった。アヤは妊娠していたので、堆肥舎側に移動させた。発情回復が遅れているタエは、もうちょっと様子を見ることにした。
 除雪しようと、M8030を動かしたが、雪の上に茶色の液体が垂れ、エンジン音がちょっと違うような気がした。調べたら、冷却水が漏れていた。機械屋に電話したが、ちょっとした漏れなら、補修剤で治ることがあるので、自分で冷却水を買うことにした。久しぶりに買い物に出たが、補修剤も十分な性能の冷却水も置いていなかった。農協の工場にあることがわかり、そちらに買いに行く。作業は明日だ。
 冷え込みが厳しいので、子牛も寒そうだ。多恵太郎の元気がないので、熱を計ったら39.5℃あった。マイシリンを注射した。福三郎の敷きワラが濡れていたので、交換した。産室や多恵太郎の部屋も、毎日やる大子牛や3人娘部屋と合わせて敷きワラ交換した。
 モモカが、出産予定日に当たるが、とても落ち着いている。オッパイを触ったら、張ってきているからいつ産まれてもおかしくない状態であるが・・・。一応、腹の下やお尻の周りに、敷きワラを敷いた。彼女は、俺が就農した年に、モトツボと共に買ってきた牛だ。BSEが発生した年だったが、2頭とも血統がものすごく良いため、全然値崩れせず高かった。すごく可愛がり、いつもブラッシングしてやったため、とてもよく懐いており、俺にとって特別な牛だ。鼻筋が真っ直ぐでなくちょっと出っ張っているので、牛の師匠に
「ひどい不細工な牛だな!」
と言われていたが、角を切ったら、前髪の茶髪が大五郎のようでとても可愛くなった。「安平」の血が混じっているため頑固で、角切りした頃、スタンチョンに入りたがらなくて困ったことがある。