凍ったホース シマコ種付け

 朝から切り草だ。普段は何ともないのだが、凍ったシートに座ると、水戸黄門に違和感がある。
 今日は寒いので、いろいろ凍って大変だった。毎朝やる馬の水も、ホースは毎日水ヌキしているにもかかわらず、お湯につけなければ水が通らなかった。水ヌキしている間に凍ってしまったらしい。親牛達の水ホースも、やはりお湯につけなければ使えなかった。気温が−5℃を下回ると、凍り方が違うのだ。
 妊娠牛が腹を空かせていたので、堆肥舎の側にに2番草をやった。新牛舎牛の草は、微妙に残っているので、もう少し待つことにする。もっとヒドイ草を刈り取っておけば、敷きワラとしてふんだんに使えたのだが・・・。シマコがまた発情していた。「北湖2」を付ける。この牛は、発情行動と排卵のタイミングが微妙にずれてくるので、明日排卵確認に来てもらうことになった。
 寒かったが、乾燥庫脇の落雪を排雪した。このあたりは、排雪する場所がないので、遠くまで運んで山積みした。山はたちまちでかくなった。シゲヨとモモコが近くまでやって来て、俺の作業をずっと見ていた。こういう作業中は、牛の発情行動がないか観察しながらやるものだが、寒いせいか先ほど発情して種付けをしたシマコでさえ、大人しくしていた。