モトツボ種付け シゲヨ発情 除雪 

 今日は暖かい。久しぶりに、プラスの気温になった。堆肥舎や新牛舎の屋根に積もった雪が、キレイに落ちていた。
 モトツボに「安茂勝」を種付けした。これまで発情したことのないシゲヨが、他の牛に乗りかかっていた。しかし、まだ乗られてジッとするところまで強い発情ではなかったので、今回は見送ることにした。
 大量の雪が落ちて、糞出しできなくなったので、除雪作業をした。むかし、
ユンボによる除雪作業は、100回上手に雪をかいても、1回何かを引っかけて壊すと、その作業全体が失敗だったとなるから、割に合わない。」
と言って、後ろ向きな考えだと、諭されたことがある。ところがユンボには別な一面があり、「自らの力で、足場や道を作りだして進んでいける。」という、とても前向きな道具である。平らで足場がしっかりしていれば、トラクターのほうがパワーもスピードも断然上である。でもユンボは、トラクターの入れないような場所に、道をつけながら入っていき、細かい作業ができるのだ。使いこなすには、単に機械作業ができるというだけではなく、かなりセンスが必要だ。