軽油の凍結 馬用D型の除雪 水場を復活させる 晩白柚

yonemiki2005-12-29

 今日は珍しく、あまり雪が積もっていなかった。昨夜補給したので、運動場の牛達も満足そうに牧草を食べていた。天気がいいと、牛達もホッとするようだ。堆肥舎から乱入した牛達は、昨夜の良質2番草作戦に引っかかり、ユキを覗いて全員帰って行った。ユキは、俺が引っぱって合流させ、間違って堆肥舎の方に入ってしまったマサコとタエを連れ帰る。
 下痢の多恵太郎を獣医さんが診てくれた。3日目なのに、全然改善されない。元気はあるのだが、どういうことだ?
 ホタル・綾次郎の減乳は最終段階に入った。蜜三郎・和次郎・多恵太郎の減乳も徐々に行っている。3人娘は、このところ元気が良く、調子が良さそうだ。ガンベトール塗りも、ほぼ毎日おこなっているが、なかなか治らない。
 昼飯を食っていたら、窓の外でカイトが雪の上に寝床を作っていた。ふかふかの雪の上でくるくる回って踏み跡を着けた後、体を丸めてお椀型の寝床を作るのだ。なんともかわいいのだが、真っ黒けなので写真を撮ってもよくわからないのが残念だ。カイトは、ゴロウとじゃれ合うときに、ジャンピング・ヒップ・アタックをするのだが、それまた可愛いのだ!
 馬のD型格納庫の、凹んだフレームのところに溜まった雪を取り除くために、内側からロールで押しつけてやろうと思ったのだが、フォードが邪魔して出来なかった。フォードのタンクは2番草を刈り取るのに使ったっきりなので、夏用軽油がまだ残っていた。この気温で軽油が凍結してエンジンがかからないのだ。灯油を3㍑ほどタンクに入れ、燃料ポンプを手で暖めてみたが、時間をおかないと全体に回らないようだった。仕方ないので、スコップで突き崩した後、ユンボで揺さぶって雪を落とした。
 牛舎脇に山積みになった雪を、トラクターの土砂用バケットで運んだ。今年は、例年になく雪が降っているが、いつもよりまめに雪をかいているので、歩きやすい。
 堆肥舎内の牛達が、しきりに雪を舐めていた。不審に思って水場となっている沢に行ったら、雪で埋まっていた。スコップを持って行き、牛が飲めるように掘ってやった。すると、強い順に飲みに行っていた。
 熊本の弟が、八代特産の晩白柚(ばんぺいゆ)を送ってきた。でっかいザボンの1種だ。受験勉強をしていた頃、家に晩白柚の木があったので、毎晩1つずつ食べていたのが懐かしい。
 下痢の多恵太郎は、今日も断乳した。