トタン上げ、あと2枚 フク出産

yonemiki2005-12-23

 天気予報はあまり良くなかったのだが、風はなく、ときどき青空が見える。これはトタン上げをするべきか?朝牛舎を急いでやり、除雪作業をしていたら、近所の友人がトラクターで来てくれた。
「やるんでしょ?」
ありがたい!急いで屋根板状の雪を除雪し、トタンを上げる。屋根の北側は地面が高いので、トタン上げが楽だ。やれるところまでやろうと頑張ったのだが、ときどき雪が激しく降り、不安があったのだが、
「こうなったら、意地で仕上げるもんだよ!」
と友人が言ってくれ、続けることが出来た。
 昼食後再開したのだが、途中あまりに激しい降りになり中断。見る間に人もトタンも屋根板も真っ白になった。隣の乾草庫に逃げ込む。
「やめるか?」「う〜ん。」
ちょっと小振りになったので、あらためて屋根板とトタンの雪かきをして、作業再開。ときどき降りが強くなり、滑りやすくて怖かった。結局、あと2枚を残して、今日の作業を終了した。最後の仕上げは、トタンに乗らなければならず、降雪の中では無理だからだ。でも、屋根がほとんど終わったので良かった。
 フクのお産が始まりそうだった。レオンが、牛のお産を見たいと来ていたので、観察を始めた。彼は、丸馬場の除雪で疲れていたので、お産を早めるために、陰部に洗った手を入れて、産道を拡張した。じきに足砲が出てきて、あれよあれよという間に出てきた。
「小さい!」
お産が遅れたのに、鹿も雄なのに、全然小さい!名前は「福三郎」だ。フクをスタンチョンから放して、長いロープでつなぎ直し、子牛の体を舐めさせる。ドライヤーで体を乾かし、牛衣を着せる。自力で立ち上がるが、人工初乳を飲ませたら、母親の乳首に吸い付かなくなった。小さいから、胃袋も小さいのだ。
 晩飯を食べてから、12時頃もう一度母親の乳首に吸い付かせようとしたが、寝ぼけていて吸い付けなかった。仕方なく、人工初乳を飲ませた。