泣きたくなるほどの快晴 Miki退院

 天気予報ではそれほど良いことを言っていなかったのに、朝から無風の快晴だ!絶好のトタン貼り日和だが、誰も頼んでいないし、今日はMikiの退院日だ。諦めるしかないだろう?
 牛舎に行ったら、昨夜入れてやった牧草ロールが、遥か下の方まで押し転がされ、電気牧柵のワイヤーを下敷きにしていた。牛が、新牛舎建設現場でたむろしている。よく見ると、堆肥舎の牛達も混ざっている。牧柵が雪に埋まっているところを乗り越えて食べに来たのだ。ワイヤーを高く上げ、牛を分ける。
 昨夜調子の悪かったアカリだが、カイロを抱かせてやったので、今日は元気になっていた。久しぶりにワクから飛び出したモミジは、犬のように人のあとをついてまわり、牛舎内を跳ね回って、獣医のs先生を驚かせていた。ヒカリコは、また卵胞膿腫になっていた。いよいよ廃用か?シゲヨは、まだ卵巣が動いていないそうだ。もっと栄養を!ということらしい。
 フクのお産が近そうな雰囲気なので、約束の時間より早いが、先に連れに行く。途中、オオワシが沢山いた。本当に絶滅危惧種か?30羽以上はいた。鮭の死骸を食べに集まっているのだ。肩の白い羽根がキレイだ。氷が溶けたから(?)、先日見かけた白鳥はいなくなっていた。帰りにスイス料理の店でランチを食べようとしたのだが、潰れていた。仕方なく、今金経由で帰り、念願の28cmのザクタス防寒耐油長靴を買った。昼飯代わりにたこ焼きを買う。
 フクのお産はまだだった。ネットワークカメラが無かったら、このベビーラッシュに何回牛舎と家を往復したか知れない。疲れがたまっているから、ちょっと休憩してから、丸馬場内の除雪作業をした。高さ2m50cmの雪山ができた。
 晩飯前に夜牛舎に行ったが、腹が減って倒れそうだった。1日中、ダクト換気扇を回しっぱなしだったので、アカリが冷えてちょっとミルクの吸いが悪かった。産まれたときからアカリやモミジより10kgもでかいミノリは、全然病気しないし、元気いっぱいだ。