気まぐれな天気に泣く 除雪

 昨日、トタンを貼った後、今日貼る予定の北側半分の屋根板に積もった雪を、丁寧に除雪しておいたのだ。今朝起きたら、辺り一面新雪がたっぷり積もっており、屋根からはひっきりなしに落雪の音がする。
「今日の作業は中止かな?」
そう思いつつ外に出たら、馬がいない!昨夜、水を欲しがっていたのだが、やらなかったし、エサの乾草もなくなっている。とりあえず水を入れ、草架までの道を除雪して、乾草を入れてやった。配合飼料を入れたバケツを用意して何気なく上を見たら、北山の斜面に馬たちがいた。雪で電気牧柵が効かなくなっているし、そもそも埋まっている。吹き溜まりでは、腰まで雪に潜りながらのラッセルになる。頭にきてポパイを呼んだら、走ってきてくれた。エサももらい、乾草もたっぷりあるので嬉しそうだった。仔馬たちも、とても人懐っこい。早くホルターブレーキングをしなければと焦る。
 雪は相変わらず降っているので、今日のトタン上げは中止すると友人に伝える。すると途端に晴れた!何なんだ!しかし、牛舎作業をしなければならないし、馬小屋D型格納庫の脇も、除雪しないと潰れそうになっている。諦めて、やることやってしまおう。
 まず糞出しをやった。堆肥舎までの道をユンボで除雪した。牛舎内が臭いと感じるほど貯めてしまったので、ダクト換気扇をかけながら、一輪車に何杯も運び出す。換気扇の風で、床がたちまち乾いていく。
 次に、M8030に土砂バケットを着けて、牛舎脇、乾草庫脇、馬の運動場、馬小屋D型脇と除雪していった。今年の雪は軽いので、作業しやすかった。北海道の雪はこうでなくっちゃ!