トタン貼り

 今日は友人が手伝いに来てくれるので、トタン貼りだ!急いで朝牛舎をやり、作業現場周辺をおおざっぱに除雪した。雪に埋まったトタンを掘り出す。屋根板の上に積もった雪を落としていると、2名の友人が、トラクターと車でそれぞれ駆けつけてくれた。
「まだ破風(板)貼ってないの?」「後から貼ります。」「・・・」
屋根が高いので、トタンを上げるのに苦労したが、先輩方はすぐに解決して、ロープでどんどん上げてくれた。上げてしまえばこっちのものである。
「ずいぶんびっしり(間隔狭く)屋根板を貼ったものだ。これ全部に傘釘を打つの?」
「びっしり打つのは1枚おきで、間は2〜3本で留めて下さい!」
いろいろやり方が違うところが有ったのだが、こちらの意向を最大限に汲んでやってくれた。昼飯前に、南側の3分の1ほどが終わった。
 みんなで飯を食いに行き、午後からの作業。作業ピッチも速くなり、どんどん進む。さらにもう一人の友人が駆けつけてくれ、このままでは屋根の南側が全部終わってしまいそうだったので、俺は東側の屋根板を切りそろえる作業をした。水糸を用意していなかったので、かなりいい加減な作業になってしまった。最後のトタンは、釘を打つ人がトタンの上に乗らないと固定できないので、命綱を合掌に縛り付けてやってもらった。半分の屋根がかかった。明日の天気が良ければ、また来てくれるそうだ。ありがたい!
 後回しになっていた、除雪や切り草作り、牧草ロールを牛の運動場に入れる作業などをやる。結構大変だった。モトツボが咳をしていた。親牛達はまだ外で寝てもらっているのだが、大事な牛なので今夜は牛舎内に寝かす。
 夜牛舎が終わったのは11時を回っていた。疲れて吐き気がして気持ちが悪い。手伝いに来てくれた人たちも、みんな自分の仕事を後回しにしてやって来てくれたのだ。大丈夫だったろうか?