新聞社の取材 支払い

 今シーズン最初の雪が降った。カイトが寒そうに走っている。
 今日は朝から一人で牛舎に行った。11時頃に共済新聞の取材にくると電話があったので、もしかして家に入られたらどうしようと、掃除をすることになったのだ。5頭子牛のワクに、エクテシンを混ぜたミルクをやる。
 産室の2頭もついでなので、エクテシンを投与した。キララと果穂太郎の熱は下がっていた。マイシリンが効いたのだ。
 取材の人が来た。あれやこれや経歴を話し、就農のキッカケだの、堆肥舎を自分で作らなければならなくなった顛末だの、ペット動物の話、機械、牛舎新築の話などいろいろ話した。気の毒なことに、記者の方が薄着で寒そうに震えていた。写真をレアシープ(すごく珍しい羊)のココアと撮ろうとしていたが、俺としては黒豚のローズや馬のポパイの方が心が通じ合っていると思っているので、ちょっと複雑だった。
 午後から、滞っていた支払いを済ませに回った。何軒も周り、目の玉の飛び出るほどの金額を支払ったので、ちょっと寂しくなる。景気づけに、友人のパウンドケーキを買いに行く。残念ながら、奥さんに会うことはできなかった。旦那さんと、馬に会って帰る。
 ホタルと綾次郎の熱は、あまり下がっていなかった。蜜三郎は完全に下がったのだが・・・。