泥の季節

 11月の我が牧場は、牛の踏み跡に雨水が溜まり、それが練られて田んぼのようになる。重粘土質なのだ。去年堆肥舎を建てるときも、ドロドロの土が邪魔して、作業が遅れ、苦労した。今年は、客土した土で、先月までは雨が降ってもそれほどドロドロにならなかったのだが、11月に入ったらやっぱりドロドロだ!雨が多く、気温が低いので乾かないようだ。牧草ロールを置きに行っても、ぬかって作業がやりにくい!
 気温が下がり、キララ、果穂太郎、ホタル、綾次郎、蜜三郎が咳をしている。微熱もあるので、マイシリンを注射した。
 ローズの散歩に行った。すごく嬉しそうだ。エサについて来ると言うより、人との散歩を楽しんでいるようだ。状況認識能力が高く、以前バケツのおいてあった場所や、残飯をもらえる場所、俺が跨っても怖くないことなどを学習し、落ち着いていつものコースを歩いている。本当に可愛い!
 家の前のD型格納庫内を整理し、機械を入れる場所を作った。前の住人が捨てていったゴミや釘が散乱しており、これまで利用していなかった場所だ。いろいろほじくり出したて平らにしたので、後日土を入れて均せば、機械を入れられるようになるだろう。
 明日は雪が降るかもしれないので、馬房を整備して、雪の日に馬が入れるようにしてやらなくてはならない。