頭にくること

 ここ3年くらい毎年、俺の愛馬ポパイが、9月10日の祭りで神馬役をしてきた。ところが、今年は何の連絡もない。去年も一昨年も、1週間ほど前になって突然連絡が来る。
 昨年、ワッカケのK議員から連絡が来て、
「今年も馬を出してくれ!」
という話になっていた。
「直前に来られても困る。もっと早く言ってくれないと、俺の仕事の段取りや、馬の準備ができない。」
といつもどおり苦情を言った。
 しかも、雨の中でもやるというので高価な馬具を付けて出かけていったら、途中で来なくていいと電話があり、担当者のK氏に
「車じゃないんだから・・・。」
と言ったら、
「俺じゃない!」
と、シラを切られた。
 でも、やらないにしても、
「今年はいらないから」
の一言くらいあってもいいと思うのだが、俺って変かな?
 馬なら、隣町と合併したことにより、貸してくれる人も増えてよかっただろう。俺は、自分の仕事が自転車操業みたいなもので、いつも追われるように仕事をしているから、神馬役をしなくてすむことはとてもありがたいことだ。タダ、人を人とも思わないこの町のやり方には、すごく腹が立つ。
 
 妻が校長室に3時間監禁され罵詈雑言を浴びせられ、心的外傷(PTSD)で入院させられたとき
「校長は謝ったのに、米村が受け付けなかった。」
教育委員会で報告されている。確かに校長は
「私が全面的に悪かったです。すいませんでした。」
と口で言った。でも真意に思えなかったので、
「あなたのせいで入院させられたのだから、全面的に悪かったと思うなら治療費を払ってもらえますか?」
と言ったとたん
「私が全面的に悪いわけではない!」
と前言撤回し、払う気がないと即答したのだ。
これが謝ったと言えるのか?教育委員会の前事務局長や教育長に聞いたら
「私たちには判断できない(馬鹿か?)」
「でも『すいません』と言ってるから謝った!」
と言うことで、これ以上校長に謝らせる権限はないそうだ(?)。8月31日で任期が切れる彼らにはどうでもいい話だったのだ。しかも、最後の会見の時、Mikiが職場復帰する話がほとんどまとまりかけていたときに、暴言を吐いてまとまりかけた話をぶち壊し、医師に病室を退室させられたのは校長であり、事務局長はそれを見て
「ダメですね!」
と言っていたのに、どう転べばこんな風に話が変わるのか?ワケが分からない。
 最初の約束では、道教委に校長の行為が報告がされることになっており、その結果なんらかの処分が下されたと、町の教育委員会から俺は報告を受けた。しかし道教委に直接電話して聞いたら、瀬棚町からそんな報告は受けていないし、校長に対して何の処分も出ていないそうだ。
 結局、ウソで固めた報告と、身内庇いの役人に、よそ者の俺たちは叩きつぶされたワケだ。休職にして、春から復職させてやるから文句ないだろう!と言わんばかりだ。話しても無駄なので(聞く気がないから)、「辞める前に校長に、『事件を放置しないで解決するように!』と言ってくれ。」と頼んだが、それもやってないのだろう(校長からは何も言ってこない)。
 この事件以来、
「俺はよそ者なんだ。」
と強く感じさせられるようになった。神馬の頼み方だって、断り方だって本当に失礼だ!
 
 明日は牧草の刈り取りでもするか!それとも、ベーコン・ハム作りか?助っ人の都合によるが・・・。(念のために助っ人を頼んであったのだ。)