さよならピノコ 

yonemiki2005-08-25

 早起きして朝牛舎をした。今日は、ピノコを屠場に連れて行く日だ。ピノコを荷台に乗せるのは、一苦労だった。ローズと違って後ろ足が乗せられないのだ。仕方なく、−エサで誘い、俺が後ろ足を持って押し込んだ。立派な入り口の戸が出来なかったので、角材をビス止めした。暴れるかと思ったら、意外と静かに乗っており、俺の気持ちを揺さぶった。あまり考えないことにする。
 8時半出発。八雲の屠場に向かう。民間の屠場は、解り難い所にあった。ハイラックスの荷台を、受け入れ口ピッタリに着けるが、ピノコは降りたがらない。時間をかけてゆっくり誘い出すと、足下を確かめながら少しずつ前に進み、受け入れ用の柵の中に入っていった。食べるつもりなら、もっと突き放して飼わないとダメだ!
 肉を長期間保存するために、100円ショップに行きフリーザーバックを探した。ハムやベーコンにも挑戦だ。絶対美味しく食べてやる。ソーゼージも作らないとダメだろうか?(クズ肉と言われる部分のために)

 獣医さんが来た。ナナミと百次郎の診察だ。注射を沢山打った。あまり打つと怖がるんだよな!
 農協に、電牧のガイシを買いに行く。毎晩脱柵するマルコを、封じ込めるためだ。夕方も脱柵しており、今夜は繋ぎで一晩過ごさせる。
 ススキの穂が開き、黄色い花粉が日に輝いていた。