モデルさんの乗馬 牛舎新築準備 ニュージーランド製の電牧機

ポパイ二人乗り

 朝から、モデルさんが来た。
 まず、Mikiが農家用の格好をさせていた。臭い中、エサを混ぜたり、運んだりしてくれた。俺は、ナナミと百次郎にミルクやビオスリーを飲ませるのに手を焼いていた。
 全部終わらせて引き上げ、お茶した後、ポパイに乗ってもらった。娘と二人乗りに挑戦だ。
 まずMikiがポパイの調整をして(俺が乗るとポパイが疲れる)、一人で乗ってもらう。それなりに動くことを確認した後、補助あぶみをつけて二人乗りし、Mikiが前を歩いて誘導だ。けっこう喜んでいたようだ。
 その後、娘がおりてモデルさん一人で乗らせたようだ。そして、乗馬体験2日目にして、駆け足までちゃんとさせることが出来だそうだ。
「人々が乗馬に求めるのは冒険心で、並足や早足ではなく駆け足こそが、その冒険心を充たしてくれるのだ。」(Mikiの尊敬するトレーナーの言葉)
 いきなりの初心者に、駆け足をさせても大丈夫な馬が、良い馬なのだ!
 昼からMikiとモデルさんは、大豆畑の草むしりをしてくれた。
 俺は、牛舎建設予定地の地均しと、そこを横切る排水パイプの埋め直しをやった。もともとそこは排水が悪く、トラクターでも入ったら、脱出困難なところだったのだ。貝殻を入れたり、暗渠排水などの工事をして、ようやく乾いてきたのだ。コンクリート板が足りないので、簡易鉄筋コンクリート盤を床面にすることにした。金がかかりそう!
 第2産室脇の、幸次郎とヤスヒメの部屋の糞出しをした。昨日より多かったが、3杯で済ませた。新しい敷きわらを足してやるとき、去勢前の幸次郎なら危なくてしょうがなかった(喜びのあまり、ワラに飛びかかってきた)が、今では俺の後をついてくるだけになった。
  電気牧柵の機械を、ニュージーランド製の強力なものに換えた。100ボルト電源からアダプターで使えるということだったが、ジャックが何処にもない!仕方ないので、線を切って直接つないだ。さすがニュージーランド製だ!インジケーターがわかりにくいので、本当に効いているのか解らない。でも試してみる気にはちょっとなれない。
 晩飯は、茹で新ジャガにした。鍋一杯の小芋をキムチや塩辛で食べたが、けっこう美味かった!