マルコ受精卵移植 ヒロミPG ヒヨコ全滅! 場内トレッキング

yonemiki2005-07-21

 雨があがったので、俺は朝牛舎。バイト君はアスパラ除草に向かった。マルコの受精卵移植日なので、朝から共済に電話して、移植する卵や、獣医さんの来る時間などを打ち合わせてあった。ついでなので、ヒロミの繁殖傷害を診てもらう。
 ヒロミは、黄体が出来ていたので、発情が一度あったようだ。PGを打って人為的に発情させることにした。マルコは、良い黄体が出来ていたので、卵を移植した。
 一旦休憩に入ろうと、バイト君に声をかけ、鶏小屋に近づいたのだが、やけに静かである。戸を開けてみたら、ヒヨコが全滅していた。おそらくまたテンの仕業だ。窓の内側から金網を張ったのだが、上の方が普通の網のままだったので、そこまで登って網に穴をあけたらしい。食べきれなかったヒヨコの死体が床に落ちていた。
 
 昼から、バイト君は友人の別荘で、カンナがけを手伝ってもらった。俺は刈り取った牧草にテッタをかけた。明日にはロールできると思う。
  
 3時頃バイト君を迎えに行った。ついでに冷蔵庫をもらってきた。牛舎用だ。
 
 ポパイとオリーブに馬装して、牧場内のトレッキングに出かけた。アブが多くてポパイが苛立つシーンもあったが、農地の南の端まで行き、隣の農地の林道を通って帰ってきた。たいした距離ではなかったが、ポパイはうっすら汗をかいていた。バイト君も喜んでくれただろう。
 オリーブは全行程とても落ち着いてポパイについてきた。彼女がこんなに良い馬になるとは、夢にも思わなかった。ポパイの何倍も、時間をかけて根気よく調教したかいがあった。
「あなたの手に負える馬ではないから、手放しなさい。」
とMikiの馬の師匠が言っていたが、Mikiは手放せなかったのだ。
 俺はポパイを信じているので、
「あんな駄馬は、売ってしまいなさい。」
と数百万円の馬をお持ちのお嬢様に言われたときも、全然聞く耳を持たなかった。
 
 バイト君を送り届け、牛舎を一人で終わらせた。米がほとんどなくなったので、そうめんと魚の煮付け、ジンギスカンという変な食事をしてしまった。一人だから、どうでもいいのだ!