天気予報 引っ越し 髪の毛を切った

散髪後

 天気予報がまたはずれ、霧雨だった。倉庫の外で干してあった牧草ロールは、しっぽり濡れていた。すぐ止むのかなと思っていたら、そのうち本降りになってきた。慌てて倉庫にしまう。アッという間にずぶ濡れだ。こんな事なら、入れっぱなしにした方がマシだった。余計なことをした自分を呪う。
 5日前から、徐々に子牛の引っ越しをしている。4頭子牛のユカ・クリ・元三郎の順に、大子牛のわくに引っ越しさせた。一番苦労したのは元三郎だ。モクシに引き綱を着け、糖蜜入りの哺乳瓶で誘いながら枠の前まで行ったが、入り口からは、蹴っ飛ばさないと入らなかった。
 4頭子牛の部屋には、正月生まれのモモコが残り、隣からほぼ同じ誕生日のマユコが引っ越してきた。第2産室には、幸次郎とヤスヒメが残った。早く糞出ししてやらなければ・・・と思いつつ、今日も敷きわらを足すだけでお茶を濁した。
 第2産室を、柵越し哺乳するための部屋に改造する計画なのだ。これがうまく行けば、牛舎作業が、相当楽になる(いつも言っているが・・・)はずだ!
 農協に判を押しに行ったついでに、診療所に寄った。ロールの話をしたら「この時期の天気予報なんて、当たったことないじゃん!」と言われ、余計にへこんだ。「行かないで!」と泣きすがるMikiを振りほどいて(ウソ)、今金に工場扇を買いに行った。安売りになっていたが、1台しか無かった。
 学校に、Mikiの私物を取りに行った。校長は、俺の顔を見たら、すーっと校長室に消えた。代わりの先生が来るから、荷物を近いうちに全部引き払うように言われた。
 扇風機をつけようと思ったが、今日も9時頃までかかったので諦める。壊れた電気牧柵の機械を持ち帰ったが、夜はやる気しないよ!代わりに髪の毛を切った。