バラ線張り ヒカリ電気牧柵調教 パドック作り

パドック

 昨日、破られた電気牧柵のケーブルを、ちょっと上に上げて、ナミコやヒロミ達を出した。脱柵した所と同じポイントで、広い方の放牧地の牛達と対面するので、新たに杭を立ててバラ線を張った。ついでに、ユンボで高くなりすぎた通路を削り、電気牧柵を飛び越えにくくした。
 ヒカリは、電気牧柵の怖さを全く知らないので、大きな子牛の運動場に離した。しかし、放してすぐに、2段に張った電気のケーブルを飛び越えて逃げてしまった。支柱を新しいのに立て替え、ケーブルを高くし、子牛の運動場だけに電気が行くように経路を絞り(強く効く)、もう一度放し直した。一度あたるところを見て安心したかったが、高くなったケーブルに警戒して、見ている間には引っかからなかった。
 昼飯に食べる物がなくて、アイスを舐めていたら、義弟家族がやって来て、ユカリスパゲッティーを作ってくれた。ついでに、流しとユカの掃除もやってくれ、久しぶりにざらざらしないで歩けるようになった。
 孵卵機に鶏の卵を入れた。
 友人も差し入れと共にやって来て、チビ子牛のパドック作りを手伝ってくれた。何もお礼ができないのに、いろいろやってくれて本当にありがたい。貝殻を敷いた所に、単管で柵を作り、網をかけて脱柵できないようにした。これが完成すると、子牛たちの環境が格段によくなる。
ナミコが、子どもに会わせろとうるさかった。日中一度面会させて、浪太郎にオッパイを飲ませた。
 病院に行った。昨日父兄に会って話せたので、かなり調子が良さそうだった。今日も別な児童とお父さんが来てくれた。おかげで、さらに元気になっていた。
 ヒカリは、電気牧柵を覚えたようだ。大きな子牛の部屋に入り(出荷前の子牛の方がでかい)、寝床枠の中で寝ていた。スタンチョンに戻してやる。
 暗くなっても、ナミコ達は帰ってこなかった。青草をいっぱい食べて、満足なのか?30分ほど待って、ナミコとマルコは帰ってきたが、ツボミとヒロミはムチを持って迎えに行った。施設が完成し牛達が慣れれば、今より相当楽になるはずだ!