安平を買いたい 機械を借りる 堆肥撒き 

yonemiki2005-05-06

 カイトが、何かをくわえて嬉しそうに走って来た。放り投げてはひろっていたが、なんだろうと思っていたら、橋板の隙間から落としてショックを受けていた。俺が出ていったときには、ちゃんと拾って来ていた。カニのはさみだった。
 元四郎、エクテシン2日目。糞出しを残して、朝牛舎を10時に終える。
 農協の会議室で、宮崎などから購入する素牛の血統や価格を話すことになっていたのだ。俺はもちろん購入したいが、ゴロウを午前中に八雲の病院に連れていくことになっていたので、欲しい血統と予算を伝えて、欠席させてもらった。良い安平が手に入ればいいのだが・・・。
 ゴロウは久しぶりに、首が自由になって嬉しそうだった。カイトに5種混合ワクチンを打ってもらう。瀬棚はフィラリアの発症率が低いらしいが、南北の江差寿都は発症率が高いらしい。月2千円の薬で、2頭とも完全に予防できるらしいので、6月になったら買いに行こう。
 師匠のIさん宅に、肥料散布機ブロードキャスターを貸してもらえないかお願いに行く。知人に購入を頼んであったが、予算をケチりすぎて今年の使用に間に合わなかったのだ。貸してくれることになったので、牧草の肥料撒きと、新しい草地の種まきができる。そこにK獣医とs獣医が来たので、牛を繋ぐ手伝いをした。師匠も、平準化事業で配布された精液の在庫管理に苦労しているのに驚く。各自が在庫管理することになっているが、在庫表が電話のところにないと種付けを頼めないし、頼んだ精液を本当に使うかどうかは獣医さんが来ないと判らない。種付け後、すぐに在庫表にチェックしに行けばいいが、そのまま作業に行くことが多いので、すぐに判らなくなってしまうのだ。師匠が「平準化の種が,何かまだあるはずだから、それを付けてくれ。」と頼んでいるのを聞いたので、K獣医に一度、師匠の精液在庫表を出してもらえるように頼んだ。
 3時頃から、共同機械のマヌアスプレッダーをフォードに着けて、堆肥撒きをした。妊娠鑑定の取れていない牛を放す放牧地として、2の1圃場(牛舎前)を草地にする予定なのだ。3反に10トンくらい散布。アスパラ脇の家庭菜園や未認証有機圃場(認証をとるにはお金がかかる)の4番圃場にも散布。今年は何を植えよう!
 嵐になるので、機械を倉庫にしまう。窓を閉め、水が流れ込まないように堰を作った。
 カツヨの熱は、39.5℃あった。「息が荒いんじゃない?」以前よりは、大分マシになったのだが・・・。