貝殻敷き おバカな蜜次郎 元兄弟

yonemiki2005-05-01

 朝から貝殻が届けられるので、急いで牛舎をすませて、昨日届けられた20リューベの貝殻を、乾草庫内に敷き詰める。ちょうど均し終えたところに3杯目の貝殻が届いた。これも、全部敷き詰めた。これまででこぼこで、一番下の牧草は、地面に触れているところからカビが生えていたのだが、貝殻を敷いたことで、カビが生えなくなれば良いのだが・・・。そもそも、周りより1段低いところに建っているので、雨が降ると雨水が流れ込むようになっており、乾草が濡れないようにするのは困難な乾草庫なのだ。前のオーナーは、大量の電柱を置いていたのだが、トラクターが揺れたりすべったりして危険なので、全て撤去した。この貝殻で、カビのない乾草が保管できれば幸いなのだが・・・。
 大きな子牛の枠に、元次郎を引っ越しさせた。糖蜜を入れた哺乳瓶で誘えば、ほとんど引き綱を引く必要もなく、簡単に移動できた。問題は蜜次郎である。彼は、引っぱると引き返し、押すと押し返してくるのだ。追うと何処に行くかわからず、一人では本当に動かすのに苦労する。トラクターで引き牛調教をしてみたが、こういうバカな牛は、引っぱられたら着いてくる、という単純なことが判らず、最後まで抵抗し続け、最後は倒れて動けなくなった。こんな牛は出荷できないので(できなくはない)、大きな子牛の枠に入れず、カツヨと一緒にした。体力が回復したところで、もう一度挑戦してみるつもりだ。
 元次郎は、大きな子牛の群に、すんなりと馴染み、一緒にエサを食べていた。同じ受精卵移植で生まれた元太郎、元三郎も多少変わったことがあっても気にせずエサをしっかり食べるし、俺によく懐いている。元四郎もすでにフードボトルでエサを食べ初め、遺伝による適応能力の差を感じさせられた。当然この4頭は、いずれも体格体型がよい!