ミルク 脱走口修復 貝殻 引っ越し 切り草 

yonemiki2005-04-30

 近所のKさんから、絞り立ての牛乳を、バケツ1杯もらった。無殺菌なので、とりあえず梅酒用の大きなビンでヨーグルトを仕込み、他は鍋で加熱殺菌した。沢山飲むぞ!
 朝牛舎をやっていたのだが、外に牛の姿が見えないのに気がつく。乾草庫脇の電気牧柵ゲートが外れている。「ここから脱走か?」と焦ったが、それにしては牛舎内に全く被害がないし、道ばたに糞が落ちていない。Mikiに道路側への脱走の痕跡を探してもらい、俺はいつもの脱走口(積雪地帯)に向かう。やはり雪の上に足跡があり、電気牧柵のポールが倒されていた。口笛でMikiを呼び戻し、南に向かう。水道山南面で牧草を食べていた。ついてきたゴロウと共に、牛追い開始。いい感じで追えていたが、柵内に追い込む直前、アヤが道をそれてしまい、数頭それに追随した。「バカヤロー!」追いかけてプレッシャーをかけると、電気牧柵を破って、柵内に逃げ込んだ。電気通っているのに!Mikiに電源を切りに帰ってもらい、とりあえず応急手当をして牛舎に向かう。 
 丘の上を歩いていると、地響きがして、産廃用の大型ダンプが来た。頼んであった貝殻を、20リューベ持ってきてくれたのだ(普通の大型ダンプは6リューベ)。牛の通路に降ろしてもらう。この貝殻のおかげで、牛の通路もかなり歩きやすくなっている。乾草庫内にも欲しいと話をしておいた。
 産室の糞出しをした。けっこう臭い。シゲヨを、カツヨから離して、大きな子牛の枠に入れた。哺乳瓶に、糖蜜を薄めた液を入れて誘ったので、簡単に移動させることができた。シゲヨは、割とおおらかな性格のようで、すぐに順応していた。
 脱走口を、本格的に修復しに行った。雪の中からケーブルを引っぱり出し、ポールをしっかりと地面に刺し、完全復旧だ。2m近くあった雪も、残り1mを切った。
 修復し後、ギョウジャニンニクを採りに、谷底に降りた。雪の急斜面を滑り降りたが、カイトはそれが気に入ったようで、何度も登っては猛然と駆け降っていた。誉められたのが嬉しかったのだろう。誰も入ったことのない谷なので、すごく太い茎のギョウジャニンニクが群生している。間引き程度に、一掴みだけ採取した。コゴミも少し採った。
 馬の運動広場にあった土盛りを崩して平らにした。2杯目の貝殻が来たので、乾草庫前に降ろしてもらい、ユンボで中に敷いていった。
 切り草が無くなったので、30kgほど作った。