反日デモ

ガオ〜!

中国で反日デモが激化している問題についてみんなはどう思っているだろうか?俺は大変腹立たしく思っている。日本政府の、これまでの下手くそな外交と、それを上手く利用してきた中国政府の面の皮についてだ。
 過去に、軍国主義の日本が中国にしてきたひどい仕打ちについては、何を言われても謝るしかない。俺も、高校の授業で、従軍慰安婦南京大虐殺化学兵器の実験などについて習ったことがある。
 戦後日本政府は、個々の問題について補償しない代わりに、円借款ODAなどの援助をすることで、謝罪としてきた。ところが、ここに日本の税金を大量投資しておきながら、なぜこのような援助をするのかと言う宣伝を怠ってきたのだ。中国政府は、学校で日本のしてきた罪業を熱心に教えるという反日教育を続け、援助を受けたことは国民に知らせてこなかった。
 結果として、中国人の反日感情は定着し、日本から謝罪や補償は全然感じていないという今の状況が生まれている。黙ってお金だけ渡していれば、相手が判ってくれ、仲良くやれるというのは国際的には通用しないでしょ?
 「我々は過去に酷いことをしました。日本国民の税金でODA円借款と言った形でその補償と謝罪の気持ちを表します。これを受け取って中国の発展を図り、過去のことは過去のこととして認識しながらも、仲良くしていきましょう。」と言って、中国のこれからを担う子ども達に学校のカリキュラムの中できちんと、日本人が税金として負担してきた多額援助の内容を伝え、両国間のよりよい未来のためのいしずえ作りをしないとダメでしょ?
 これをきちんとやってこなかったために、俺達が支払った多額の税金は、中国国民に全く理解されていない。本来なら、中国内政の不備や、不公平に向けられるべき中国国民の怒りが、目先の反日感情にすり替えられて、今回のような非常に不愉快な事件になってしまった。両国民にとって、マイナスになっても、プラスにはならない。
 税金を使う人は、それを負担した日本国民が、負担した価値があったと思えるように、責任持って使って欲しい。今みたいな使い方は、お粗末としか言いようがない。
 このゴールデンウィークに、中国に旅行に行く日本人が8万から9万人もいるという話を聞くと、その人達の神経を疑ってしまう。ただの観光客気分で、このような反日感情を持った人達とちゃんと接することなく、金をばらまいてくることが、どれだけ危険でさらに反日感情を煽ると思っているのだろうか?(考えていないから行くのだろうが・・・)

 夜、太った牛達を牛舎に繋いで、牧草の食い過ぎを抑制しているが、お産の近いナミコやモモエは帰ってこないのだ。今朝、ナミコを牛舎に追い込み、繋いだ。これからお産までは、牛舎内で過ごしてもらう。
 草架内の牧草が無くなったので、牛達は放牧地に新芽や笹を食べに行った。雪解けが進んでいるので、雪に埋まって掘り出せなかった柵のチェックに行く。一部危ないところがあったので、補修した。ゴロウが、雪の絶壁を駆け下りたら、カイトもつられて落ちてしまった。ゴロウは苦労しながらも自力で帰ってきたが、カイトがそんなところを上れるハズもなく、途中まで迎えに行った。朝、回虫の駆虫薬を投与したので、カイトは大量の回虫をひりだした。よくこれで元気でいられたな〜!
 夕方、草架にロールを入れてやる。夜牛舎で、強い太った牛を繋ぎ、食べ過ぎないようにする。牛舎でダイエットだ。
 子牛たちを、糖蜜液で手懐けている。注射で悪化した子牛との関係を、修復するためだ。引き牛を力任せにやるよりも、哺乳瓶を見せながらやる方が楽なのだ。